「拡散されるデマ」かいくぐり避難せよ 「第1回ソーシャル防災訓練」、六本木で

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   ヤフーなどでつくる「ソーシャル防災訓練実行委員会」は2012年9月19日、「第1回ソーシャル防災訓練」をおこなう。災害時にソーシャルメディアを効果的かつ正しく利用するための啓蒙イベントだ。8月28日、発表した。

初めての災害時のTwitter利用で浮き上がった問題点

六本木で「第1回ソーシャル防災訓練」
六本木で「第1回ソーシャル防災訓練」

   実行委はほかに、Twitter Japan(ツイッター・ジャパン)、J-WAVE(ジェイウェイブ)、森ビルからなる。災害時のソーシャルメディアの利用といえば2011年3月の東日本大震災が記憶に新しいが、同委員会では当時について

「情報の取得や共有にソーシャルメディアが役に立った一方で、信頼できる情報と根拠のない情報が混在し、混乱を招いた側面もありました」

と振り返る。なかでもツイッター・ジャパンは「初めての災害時のTwitter利用であった」と思われる、ほとんどのユーザーを慮りながら、

「落ち着いて(略)判断することができなかったり、意図せずに古い情報を拡散してしまうこともあったのではないでしょうか」

と浮かび上がった問題点を指摘している。

   これを受け、今回の防災訓練では、災害時のソーシャルメディアの活用方法からソーシャルメディア上に共有される多くの情報の中から信頼できる情報を精査する方法を六本木周辺エリアで検証する。

ツイッターと「防災速報」駆使して避難所めざす

   防災訓練は2部構成となっており、最初におこなわれる「避難訓練」では大規模地震発生という想定のもと、ツイッターとヤフー提供の「防災速報」で情報を取得しながら、途中のアクシデントをくぐりぬけて指定の場所まで避難する。

   ゴール後は「防災レクチャー会」が開かれる。巨大な東京のジオラマ(森ビル制作、一般非公開)を間近で見ながら、「防災」をテーマに主催各社がレクチャーをおこなう。さらに避難訓練の中でソーシャルメディア上に集まった情報をもとに当日の内容を検討する。

   参加者は100人で、ツイッターの「Yahoo!天気・災害」アカウント()を通して募集中だ。応募資格は、ツイッターにアカウントを開設していてかつ当日ソーシャルメディアにアクセスしながらイベントに参加できる人に限る。

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