2018年 5月 28日 (月)

「世界に最も影響を与えた日本人」鈴木大拙 その肉声「英語」講演集

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『大拙 禅を語る』(重松宗育訳・監修、アートデイズ)
『大拙 禅を語る』(重松宗育訳・監修、アートデイズ

   没後46年、「禅」を世界に広めた仏教学者・鈴木大拙(1870~1966)の名は、知らない人の方がもはや多いぐらいだろう。しかし、

「あらゆる時代の日本人の中で、知的または精神的に、日本国の外の世界にもっとも広く、もっとも深い影響をあたえたのは、鈴木大拙である」

と故・加藤周一が評したように、多くの欧米知識人、特に1950~60年代に活躍した「ビート世代」が、大拙の影響を公言してはばからない。

   そんな大拙が1957~58年、アメリカで行った英語講演を収めた書籍『大拙 禅を語る』(2006年)がアートデイズから刊行されている。「禅の哲学について」「キリスト教と仏教」「浄土真宗と禅宗」の3講演の内容を和訳付きで掲載するほか、「禅の哲学について」(1958年)は、CDに肉声も収録する。

「東洋文化紹介のまさにパイオニアとして挑戦し続けた稀有な日本人の姿を、何としても紹介したかった」

という同社の思いがこめられた一冊だ。2500円。

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