カレーの主役は椎茸で決まり 大分産最高級「どんこ」のド迫力

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   「グルメの秋」の食材といえば、きのこを欠かすことはできないだろう。ご当地レトルトカレーにも、きのこを用いた有名な一品がある。大分県椎茸農業協同組合の「豊後きのこカレー」(180グラム、300円)である。

大相撲の優勝力士に贈呈

肉厚の「どんこ」がゴロゴロ
肉厚の「どんこ」がゴロゴロ

   ご当地カレーのなかには、当地の特産品をちょっと添え物的に入れてみましたというものもあるが、このきのこカレーは、大分県名産の椎茸(どんこ椎茸)をメインの具材に、どんと堂々使っているのが特徴だ。どんこは冬に育つ椎茸のことで、かさの開きが小さく、肉厚。その干椎茸は椎茸の最高級品とされ、椎茸そのものを味わいたいとき(ステーキなど)には「どんこ」を使えと言われる。文字通り、「主役」級の椎茸なのである。

   さてこの「きのこカレー」、パッケージを一見すると、ちょっと変わっている。レトロな雰囲気のデザインで、なぜか相撲取りの写真が載っている。カレーでも椎茸でもなく、力士!? 大相撲の優勝力士に大分の椎茸が贈呈される様子を写したものだそうだが、少々妙な感じもする。

   そんなパックを温めて皿に空けると、黒い小粒などんこ椎茸がルーとともに5個ほど転がり出てきた。きのこや野菜大好きだけど、肉食男子でもある筆者は一瞬、この椎茸が牛肉の塊だったらなあなどと思ってしまった。

香り最高、歯ごたえ抜群

   椎茸って、カレーの主役にはどうなんだろう? ふと疑問が頭をよぎるが、気を取り直してルーに向き合う。と、香りがいいのに気付いた。野菜が溶けこんだスープの甘味にそこはかとなく漂う和風ダシの気配、それに適度なカレーのスパイシーさが加わって、品良くまとめられている。

   そして、丸ごとのどんこ椎茸。つるっと弾力的で魅惑的な歯ごたえがあり、にじみ出てくる旨味は上質な椎茸ならではのもの。食べ終わる頃には、椎茸はカレーと合うし、カレーの主役にもふさわしいことを実感していた。むしろ、その味の巧みさに魅せられて、もっとどんこを食べたいと思ってしまった。

   ちなみに、今回きのこカレーを購入した大分県椎茸農協のネット直営店(楽天ショップ)では、しいたけが入った炊込みご飯の素「なばめし」や「きのこ牛丼」といったパック製品や、どんこ、香信の干椎茸も販売している。ここはきのこカレーと合わせて買って、大分椎茸尽くしと行くのがオツだろう。


商品名:豊後きのこカレー
製造:大分県椎茸農業協同組合
サイズ:180グラム
価格:300円

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