江戸時代から伝わる長崎・角煮まん 豚バラのとろけるお味

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   朝晩もめっきり冷え込むようになると、厚い布団と肉まんが欠かせないという人は少なくないだろう。そこで今回は、長崎県の「ご当地肉まん」として名高い岩崎本舗の「長崎角煮まんじゅう」(2個入り800円~)を取り寄せてみた。

中国からやってきた料理

手軽に食べられる角煮まんじゅう
手軽に食べられる角煮まんじゅう

   角煮まんじゅうは、豚の角煮をまんじゅう生地で挟み込んだもので、その由来は江戸時代にさかのぼる。江戸の鎖国時代、長崎は交易地として栄えたのだが、そこから「卓袱(しっぽく)料理」という名物料理が生まれた。中国や南蛮から伝わった料理を日本の料理とアレンジして大皿に盛り、円卓を囲んで大人数で食べるもので、なにやら貿易港ならではの情緒と出会いを感じさせてくれる。

   その卓袱料理の有名な一品に、「東坡肉」(とんぽうろう)という中国からやってきた豚バラ肉の煮込み、今で言う豚の角煮に近い料理がある。これをもっと手軽に、おいしく食べようと考え出されたのが角煮まんじゅうで、いまや地元の味として根付いているという。

   さて、冷凍配送で届くまんじゅうは、個別にラップで包装されていて、冷蔵庫などで解凍した後、そのまま電子レンジで温めれば食べられる。手軽さは請け合いだ。

肉は歯ごたえしっかりした旨味

   ホカホカになったまんじゅうをあらためてよく見てみると、ぱっくりと口を開けた生地の間から、角煮が舌を出しているようで、ちょっとおもしろい。この「舌」に向かって思い切り食いつくと、よく脂ののった豚バラ肉は脂味がとろけ、肉は柔らかいながらも、しっかりとした歯ごたえと旨味が残っている。皮はしっとりもちっとしていて、濃厚な角煮をやさしく包み込む。

   角煮とまんじゅうのシンプルな組み合わせで、旨さを引き立たせたご当地肉まん。これはうれしい出会いであった。


商品名:長崎角煮まんじゅう

製造:岩崎本舗

価格:2個入り800円~

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