スマートフォン時代の雄・LINEが、パソコンの世界も席巻するのか。NHNJAPANは2012年12月7日、PC版LINEのアップデートを発表した。LINEはアプリ間での無料音声通話と、テキストを使った「トーク」(チャット)機能が2本柱となっている。これまでPCではトークしか利用できなかったが、この更新で新たに無料音声通話が可能になった。通話しながらチャットも可能PC版LINE使用イメージ(公式ブログより)。通話とトークの使い分けが便利そうだ通話しながら同時にトークを行うことも可能で、会話中に相手に見てほしいウェブサイトのURLなどを送ったり、人気の「スタンプ」で反応を返したりすることができる。PC・スマホ間での通話はもちろんのこと、PC版ソフトを使うことでフィーチャーフォン、BlackBerry(ブラックベリー)、WindowsPhone(ウィンドウズ・フォン)など、これまで音声通話非対応だった端末でも利用が可能になった。PC向け音声通話ソフトというとこれまではSkype(スカイプ)が人気を誇っていたが、今回の対応で勢力図に動きが見られるかが注目される。LINEは現在世界で8200万人、国内3700万人が利用中。
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