安倍新首相で「拉致」動くか 再読してほしい横田さん手記

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   安倍晋三・次期首相に誰よりも切実な期待をかけているのは、北朝鮮による拉致被害者の家族たちだろう。

   中でもいまだに娘・めぐみさんの帰りを待つ横田滋さんは、総選挙から一夜明けた2012年12月17日、報道陣に対し「大いに期待しています」と切々たる思いを吐露している。

日朝首脳会談からはや10年

『めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる』(横田早紀江著、草思社文庫)
『めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる』(横田早紀江著、草思社文庫)

   思えば、拉致被害者の一部帰国を実現させた日朝首脳会談からすでに10年が経つ。そんな中でめぐみさんについては、その安否の確認も含めいまだに進展が見られないままだ。その気持ちは察するに余りある。

   めぐみさんの母・早紀江さんは手記『めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる』を1999年に刊行している。2011年には文庫化もされたこの著書には、突如娘を奪われた絶望、それが北朝鮮による拉致だと知った驚き、そしてあくまで娘の生存を信じる祈りの気持ちがつづられている。

   拉致問題への世間の関心が薄れつつある中、ぜひ多くの人に「再読」してほしい一冊だ。

   J-CASTニュースの新書籍サイト「BOOKウォッチ」でも記事を公開中。

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