二股騒動も結局「メデタシメデタシ」 2012年芸能界を振り返る(上)

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   2012年最後の原稿は、コスプレを離れ、芸能界の動きを振り返る。

   今やタレントの伝達機関の一つになったブログ。近年、ブログを通じて結婚を発表したり、離婚を報告したりするなどタレントのブログ利用の価値が高まっている。ファンが多くみれば広告費が手元に落ちる。まさに一石二鳥。タレントのブログはご本人の広報や広告宣伝の役割をも担う重要なアイテムなのである。そのブログで、タレントほしのあき(35)らタレントがペニーオークションで落札していない商品を落札したとウソの記述をしていた。

   ほしのはブログで「軽率だった」と謝罪しているが、軽率で済まされる問題ではない。30万円の謝礼をもらっていれば、「詐欺の片棒を担いだことになる」と言われても仕方ない。

これぞ、ザ・芸能界!

親族の「生保」問題で注目を浴びた河本準一さん(12年5月撮影)
親族の「生保」問題で注目を浴びた河本準一さん(12年5月撮影)

   「現在報道されている二股は事実です。お二人と結婚の話をしたことも事実です」。笑えたのは、二股騒動。二股先輩のジャーナリストの山路徹氏が二股評論家に転身するなど、最後にはお笑い状態。国際的モデルの冨永愛(30)と料理研究家の園山真希絵(33)を手玉に取った俳優の塩谷瞬(30)は、一時「女の敵」とまで言われていた。しかし今では愛嬌ある「ろくでなしタレント」という評価に変わり、一躍人気者に。後遺症ゼロ。

   二股にかけられた園山が「バカであほな男」と告白したが「ダメであほな男」を相手にした園山もどっちもどっち。結局、無名だった塩谷、園山も名前が売れ、冨永はバラエティーへの出演が増えてメデタシメデタシ。これぞ、ザ・芸能界!

   小林幸子の騒動は、紅白落選につながった。そもそもプロダクションの女性社長は小林の大ファンから当時の小林所属のマネージャーになり、一緒に独立している。まさに二人三脚で小林を支え、結婚しないで青春を小林に捧げた。

   紅白に豪華衣装や舞台装置化した衣装を持ち込み、「おもいで酒」以外にヒット曲のない小林を連続出場させ続けた大功労者。その社長を経費の使い込み疑惑をかけた挙句、功労金を「結局、金が目的」とメールを送りさらに不信感をつのらせた。金をケチったためにタレント生命に致命的な傷を負った。

「女優は勝手に妊娠する権利はない」のに…

   生活保護費の不正受給ですっかりミソをつけたのは次長課長の河本準一だった。その後、他の関西芸人たちの家族も受給していたことが発覚した。

   関西芸人は「恥」を知らない。「貰えるものは貰っちゃえ」という関西人の逞しさは良いが、本当の生活困窮者に支給される税金を掠め取ろうとする、と言われても仕方ない卑しさには人間としての羞恥心がない。宵越しの銭は持たない関東芸人とは、人種が違うのか。河本の仕事はすっかり減った。

   長谷川理恵(39)は既婚者だった実業家の楠本修二郎氏と6月上旬にアメリカで挙式したとき妊娠4か月。二股疑惑の神田正輝(62)に対して「毎月、妊娠検査していた」とナマナマしく告白。「私は相当イヤな女」という単行本の告白に誰しも頷いた。

   長谷川の3年間の不倫交際相手、石田純一(58)は、妊娠協奏曲に明け暮れた。相手の東尾理子(37)は、妊娠までの過程をここまでやるのかというほど生々しく告白。見事に男児が誕生すると、石田はワイドショーに出まくり営業開始。その収入は1億円ともいうほど結婚、妊娠をネタにして稼ぎまくった。

   逆に妊娠4か月のでき婚で周囲を困惑させたのは歌手の赤西仁(28)と2月に電撃結婚した女優の黒木メイサ(24)。彼女が出演していたスポーツカーのCMは精彩を失い、売り出し中のプロジェクトは空中分解。「女優は勝手に妊娠する権利はない」と古くから芸能界で言われていたが、この言葉を実証した。大物女優への足がりを失った黒木は、赤ちゃん誕生に大きな代償を支払った。(下に続く)

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