2020年 8月 3日 (月)

【書評ウォッチ】「外国人犯罪増加」「有害物質の雨」 3・11で飛び交ったデマを分析

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ネットの可能性はバラ色か灰色か

   ネットが使えない地域もあったためだろう。だからといって、ネットなしでこと足りるわけがない。ネット情報はつながりさえすれば、早く、大量で、しかも双方向のやり取りもできる。

   この視点から『しなやかな社会への試練』(京大・NTTリジリエンス共同研究グループ著、日経BPコンサルティング)は、クラウド・コンピューティングを通じた防災の可能性に期待を寄せる。

   ネットの威力論なら、もう子どもだって感じている。それだけ悪用された場合の害も大きい。こう考えると、デマ検証本の問題提起に戻ってしまう。災害に備える情報社会の建設は始まったばかり、本格的にはまだこれからだ。まずは流言対策、なんとかしなければバラ色の可能性も灰色になってしまう。

   このほか『東北発の震災論』(山下祐介著、ちくま新書)が朝日に。中央のために地方がリスクを負う「広域システム災害」として東日本大震災をとらえた。

(ジャーナリスト 高橋俊一)

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