2020年 10月 23日 (金)

【書評ウォッチ】エリートはゴミ、ハリボテか 無責任な「東大話法」を告発・批判

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欺瞞を認め、繰り返さないこと

   そのうえで「今の日本にもっとも必要なのは、自らの社会を覆う欺瞞を認め、事実を受け入れる」ことだ」と主張。「まずそこからスタートをしないことには、いつまでたっても、同じようなハリボテをつくり続け、そのリスクに頬被りすることの繰り返しなのです」と本気で警告する。

   銀行勤務の経験も交えて日本のエリートを分析する著者は、京大卒の東大東洋文化研究所教授。「東大話法」を見抜き、「立場主義」からの解放を呼びかけるユニークな本にまとめた。読売読書面の「記者が選ぶ」コーナーが「佑」一文字の署名で紹介している。

   『東大理系教授が考える道徳のメカニズム』(鄭雄一著、ベスト新書)を朝日新聞が。これも東大かとうんざりするが、こちらは子育て論。

   どうしても善悪の区別を教えなければならない。親が子にごまかさずに何をどう伝えるかを考えた。「切実な問題を手持ちの道具で解決しようとする姿勢に共感」と、評者の作家・川端裕人さん。「東大話法」ではなく、まじめに論じた一冊らしい。

(ジャーナリスト 高橋俊一)

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