メルセデス・ベンツ日本は2013年9月25日、最高級クロスカントリービークル(四輪駆動車)「Gクラス」に、クリーンディーゼルエンジンを搭載した「G350BlueTEC」を追加し、発売した。メーカー希望小売価格は、989万円。右ハンドル仕様「G350BlueTEC」力強い動力性能と高い環境適合性が特長の3.0リッターV型6気筒BlueTECエンジンを搭載した。燃料噴射時のレスポンスに優れ、超高速で精密な燃料噴射とエンジン制御が可能となるピエゾインジェクターを取り入れたコモンレールダイレクトインジェクションなどの先進テクノロジーにより、最高出力は211馬力、最大トルクは540ニュートンメートルを発揮する。また、ディーゼル排出ガス処理システム「BlueTEC」を備える。これは、排出ガスに尿素水溶液「AdBlue(アドブルー)」を噴射することにより化学反応(還元作用)を発生させ、有害な窒素酸化物(NOx)を大幅に削減するものだ。このほか、先進のミリ波レーダーによる安全運転支援システムをはじめ、装備を充実させた。右ハンドル仕様。納車は11月下旬ごろからを予定している。
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