フィアット・クライスラー・ジャパンは2013年10月15日から、「アバルト59550thAnniversary」の予約受注を開始した。全世界299台限定で、日本では50台扱う予定。 紅白カラーのスポーツシートアバルト59550thAnniversary「アバルト」とは、1949年設立のイタリア自動車メーカー。1971年のフィアットによる買収から、社内ブランドという位置づけになっている。「アバルト59550thAnniversary」は、1963年にトリノモーターショーで発表された「FIATABARTH595」(FIATABARTHは当時の呼称)が、今年で50周年を迎えるのを記念した限定車。かつての「595」のモチーフを内外装にふんだんに採用。オリジナルにちなんだサイドストライプや、紅白カラーの本革スポーツシートが採用されている。ロゴデザインもクラシックなデザインにするなど、記念モデルとして細部に非常にこだわった仕様だ。エンジンは1.4Lの直列4気筒DOHC16バルブターボエンジンをチューニングし、最高出力は180ps、最大トルクは25.5kgmまで高めてあり、「595」史上最もパワフルに仕上がっている。トランスミッションにはシフト時間を短縮したATモード付5速シーケンシャルトランスミッション「アバルトコンペティツィオーネ」を搭載し、レーシングスタイルのパドル式スイッチを備え、エンジン性能を効率よく引き出せる。価格は484万9200円。
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