「ねぇ、どっか連れてって」クリスマスからお正月は何となく気分がうきうきして、子供たちにお出かけをせがまれがちです。とはいえ遠くに行くのは面倒だし、近くにはロクな所がない――そんな悩めるお父さんに耳寄りの情報です。2013年12月24日から2014年1月5日まで、「JPタワーホール&カンファレンス」(東京都千代田区)で開かれる「VINTAGE TOYS展」。日本が世界に誇る、えりすぐりのブリキのおもちゃなど約3000点が勢ぞろいします。会場は東京駅の丸の内南口からすぐ。首都圏なら、どこからも行くのが便利です。年末年始、なにかと気ぜわしい時期ですが、お父さんには懐かしく、子供たちにはとても新鮮なレトロ玩具の世界にゆったり浸ってみませんか。マニアならずとも必見MACHINEMAN(C)VINTAGETOYS展/増田屋コーポレーション出品作品の中で特に注目されるのは、ニューヨークのオークションで約1千万円の高値で落札されたブリキのロボット「MACHINEMAN」。世界に数台しかなく後世に残る芸術作品として、コレクター憧れの逸品です。これは「THEGANGOFFIVE」と呼ばれる5体のなかの1体で、今回は5体すべてがそろって鑑賞できる貴重な機会となります。マニアならずとも必見です。当時のアメリカ大統領と世相を反映した「好人物」(Kojinbutsu)や、進駐軍から空き缶を集めて加工した「歩行熊」(Walking-Bear)などは、ユーモアとアイデアにあふれた歴史ある逸品です。また、様々な宇宙船やロボットは、その未来に夢を馳せた斬新なデザインに魅了されます。作品はいずれも1724年(享保9年)創業の玩具メーカーの老舗、増田屋コーポレーションの収蔵品。展示監修はブリキのおもちゃコレクターの第一人者として世界的に有名な北原照久氏が担当し、芸術品としても価値の高い逸品が一堂に会します。時間:9:00~20:00(最終入場は19:30まで)会場:JPタワーホール&カンファレンス(KITTE4階隣接東京駅丸の内南口すぐ)料金:一般1000円/小・中学生500円 ※未就学児童無料期間中に監修者の北原氏によるトークショー「コレクションの楽しみ」も開かれます(チケットをお持ちの先着150人は入場料無料)。12月26日13:00~/15:00~ 1月3日 13:00~/15:00~
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