ほかには、『忠臣蔵まで 「喧嘩」から見た日本人』(野口武彦著、講談社)が、暴力沙汰から文化と制度の問題までを考えて、おもしろい。けんかっ早いからではなく「男がすたる」からケンカしてきたのが日本人だという。
そこから喧嘩両成敗の概念も生まれてくるのだが、政治的にねじ曲がったのが赤穂事件。為政者に対抗した忠臣蔵の自力救済劇に、日本文化の源流を探った。東京新聞の評者は伊東潤さん。
(ジャーナリスト 高橋俊一)
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