2024年 4月 25日 (木)

タカラトミーの二輪走行・小型犬ロボット「OMNIBOT」 手の動きや語りかけに反応

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   タカラトミーは、ロボットのおもちゃ「OMNIBOT(オムニボット)」シリーズを2014年6月から全国の玩具専門店、百貨店、家電量販店などで展開する。4月7日、発表した。

   手の動きや語りかけに反応し、なめらかでスムースに動作するコミュニケーションロボットを独自に開発した。

二輪走行のロボットと小型犬ロボットを発売予定

「OMNIBOT(オムニボット)」シリーズを発表
「OMNIBOT(オムニボット)」シリーズを発表

   二輪走行のロボット「Hello!MiP(ハローミップ)」(MiP)と、小型犬ロボット「Hello!Zoomer(ハローズ―マー)」(Zoomer)を発売予定。

   第1弾となるMiPは6月21日に発売。ジェスチャーで操作できる2輪走行のロボットで、「ジェスチャーセンサー」を内蔵しているので直接触れなくても手のひらでかざすだけで操作できる。また、「倒立振り子センサー」を搭載したことで、モノを持たせてもその重さを認識して、自力でバランスをとれる。Bluetooth通信により、専用アプリをインストールしたiPhone、iPadやAndroid端末と連動させることもでき、自由自在に走らせたり、ゲームをさせたり、ご飯をあげたり、好きな曲をかけて踊らせたりといった遊びができるようになる。カラーはホワイトとブラックの2種で、価格は1万5000円(税抜)。

   第2弾となるZoomerは7月26日に発売。愛嬌たっぷりの小型犬ロボットで、音声認識機能を搭載しているため、人の言葉を理解し反応する。勢いよく尻尾を振ったりあちこち走り回ったり、息を弾ませすり寄ってきたりと自由奔放でダイナミックな動きが特徴だ。傾きセンサーを搭載しているので、自由に身体をひねりあおむけになることもできる。赤外線センサーで前にあるものを認知するので、「ついてきて」と声をかけるとついてくる。

   15以上の英語と30以上の日本語を理解。目が液晶になっており、表情豊かに気持ちを表す。本体はダルメシアン柄で、1万種類以上のブチ模様を用意し、1匹ごとの個性を持たせた。価格は、1万5000円。

   「OMNIBOT」は、1984年にトミー(当時)が発売した本格的なホームロボットシリーズの総称を復刻したもの。"ロボットがいる遊び心のある生活"をコンセプトにした次世代エンターテイメントロボットとして、実績のある海外パートナーメーカーと協力し、技術の進化をおもちゃ屋らしい工夫と発想力でかたちにした。今後もオリジナルで開発したロボット等を順次展開し、シリーズ全体で、14年度で20億円、3年で50億円の市場規模を目指す。

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