夏"必携"アイテム…携帯型熱中症指数計 タニタが日本初の家庭向け本格製品開発

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   「健康総合企業」のタニタ(東京都板橋区)は、家庭用では日本で初めて屋外での利用を実現した携帯型黒球式熱中症指数計「熱中アラーム TT-560」を2014年6月1日に発売する。価格は5000円(税抜き)。熱中症の発症リスクの高い高齢者、乳幼児を連れた保護者らのほか、炎天下で作業やスポーツをする人などにとって夏に必携のアイテム。

輻射熱を計測できる黒球温度計を搭載、屋外でも計測可能に

日本初の家庭向け
日本初の家庭向け

   「熱中アラーム TT-560」は、暑さの厳しさの程度を示す暑熱指数(WBGT) による熱中症発症の危険度が一目で分かる仕様。

   WBGTは、乾球温度(気温)、湿球温度(湿度)、黒球温度(輻射熱)の3つを使って計算される。屋内と屋外とではWBGTを求める計算式が異なるが、「TT-560」は、乾球温度と黒球温度の差を利用して屋内外を自動判別してWBGTを求める機能を搭載している。

   熱中症の発症は、気温や湿度だけではなく輻射熱も関係しているが、近年市販されている家庭向けの指数計は、黒球温度計を搭載しておらず輻射熱を計測できないため直射日光が当たる炎天下では正確なWBGTが求められないという課題があった。

   タニタは業界内で先駆けて、業務用で使われている黒球温度計の小型化に成功。「TT-560」はコンパクトサイズを実現しながら、直射日光下の屋外でも正確WBGTを求めることができる。

   計測・表示項目は、気温(℃)、湿度(%)、WBGT(℃)の3つで、4段階(「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」)の熱中症予防指針を12のレベルバーで表示。10分毎に段階別の4種類の警告アラーム音で注意レベルを知らせる。

   13年は記録的な猛暑となり、熱中症で救急搬送された人は過去最多の5万8729人を記録。環境省によると熱中症を発症する場所は屋外が多く、炎天下でのスポーツや作業のほか、日常生活では散歩時などでも発症するケースが報告されている。

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