2020年 12月 6日 (日)

【BOOKウォッチ】
新説 寅さんって「聖なる存在」だったのか

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   帰宅してテレビをつけたら、リチャード・ギア扮する寅さんがトランクを抱えて歩いていた。オレンジジュースのTVCMだ。18年前の8月4日、俳優・渥美清が亡くなって、映画『男はつらいよ』シリーズの幕は閉じたが、こうしてリバイバルされ、関連本も出続けている。名言集やロケ地ガイドも味わい深いが、ちょっと違った角度から寅さんをとらえてみよう。

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どちらも自由なフーテン暮らし

寅さんとイエス
寅さんとイエス

寅さんとイエス

   寅さんが「求めよ、さらば与えられん」なんて言ったら、「何をえらそうに冗談言ってやがるんだ!」とヤジが飛びそうだ。ところが、車寅次郎とイエス・キリストは似ている、そう大真面目に主張するカトリック神父がいる。筑摩書房の『寅さんとイエス』(著・米田彰男、1836円)は、映画と聖書を比べながら、弱者への愛やフーテン人生など、2人の共通点をあげる。これまでの研究から、イエスは堅物ではなくユーモアの才があったとする説が浮上している。非常識な言動で周りの人を笑わせるが、本当は寅さんが正しくて、世の中が間違っているんじゃないかと、ふと冷静に考えさせられる。そんな場面が、イエスの時代にもあったとしたら。「私、生まれ育ちもナザレです。馬小屋で産湯をつかい…」と、流れる口上で聴衆を集める姿を想像すると、聖なる存在もぐっと身近に思えてくる。

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