2019年 12月 9日 (月)

新教育インフラMOOCの展開が本格化 日本で普及のけん引役はNTTドコモの「gacco」

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   NTTドコモは、提供している大規模公開オンライン講座(MOOC=ムーク)のサービス「gacco(ガッコ)」で、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授監修による「よくわかる!iPS細胞」を2015年1月から開講する。受講登録を9月から受け付けているところだ。諸外国では教育の新インフラとして注目されているMOOCの活用が日本でも本格化しそうだ。

有名大学の講義を無料で受講できる

自分のスタイルで学べる大学講座をうたうgacco
自分のスタイルで学べる大学講座をうたうgacco

   MOOCはインターネットを使って誰もが無料で受講できる大規模な開かれた講義。米国や英国などでは、有名大学の授業もこのサービスを通じて行われるなどネットの進化とともに拡大している。欧米では授業そのものを公開し、修了者には履修証を発行するのが特徴。複数の大学が連携して科目ごとに履修認定を行っている。世界でだれでも無償で受講できるので、高校や大学など高等教育のシステムが未整備な国では特に有効だ。

   日本での展開が始まったのはごく最近。東京大学が14年2月、MOOCのプラットフォームの一つ、米edX(エデックス)との配信協定の締結を発表。東大は13年9月から、もう一つのプラットフォーム、米Coursera(コーセラ)を利用して、英語による配信を行っている。

   edXは、米ハーバード大学と同マサチューセッツ工科大学(MIT)の出資によって12年5月に設立されたNPO。サービス開始以来、31大学が140以上の講座を公開し、登録者数は約200万人以上にのぼる。日本の大学では京都大学が13年から参加している。Courseraは、12年に米スタンフォード大学の2教授によって設立されたベンチャー企業。13年3月現在の参加大学数は62大学で、223講義が提供されている。登録者数は約270万人。

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