アウディジャパンは2014年11月18日、「RS4アバント」をベースにした限定車「RS4アバントNogaroselection(ノガロセレクション)」を17台限定で発売した。全国希望小売価格は1472万円。最高速は280キロに高められた1994年に発売された、RSシリーズの第1号車「アバントRS2」の誕生20周年を記念して設定された限定車。車名の「Nogaro」はフランス南西部にあるサーキットの名称で、当時「アバントRS2」がフランスのツーリングカー選手権に参戦し、このサーキットで勝利したことに由来している。エクステリアでは、ボディーカラーに「アバントRS2」を彷彿とさせるノガロブルーを設定。カーボンデザインパッケージをはじめ、シングルフレームグリルやラジエーターグリル、ウインドウフレームなどはハイグロスブラック仕上げ、ルーフレールはマットブラック仕上げとした。スポーツエグゾーストシステム、レッドブレーキキャリパーなども装着する。インテリアは、ブラックを基調にシート座面や背面、ドアの内張りにブルーのアルカンターラを組み合わせたスポーティーなものに。ブルーのステッチが入ったフラットボトムステアリングホイールのほか、ブルーカーボンファイバーインレイやexclusiveフロアマット、専用のシフトレバーやドアシルプレートなどを装備する。パワーユニットは、最高出力450馬力、最大トルク430ニュートンメートルを発揮する4.2リッターV型8気筒DOHCエンジンに、デュアルクラッチトランスミッション「7速Sトロニック」を組み合わせた。スピードリミッターの設定は、最高時速280キロにまで高められている。
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