サントリー食品インターナショナルは2015年4月14日、「サントリー南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」を発売した。「ヨーグルト風味の天然水」という斬新なフレーバーウオーターが発売前から大きな話題となり、おっかなびっくり試してみた人が続出したようだ。3月に発売された炭酸飲料「レモンジーナ」に次いで、発売早々売れすぎて販売休止となった。ヨーグルトよりは「炭酸抜きカルピスソーダ」「ヤクルトの味」?「透明でありながらヨーグルトのコクとすっきりした後味」を両立すべく、牛乳由来のミネラルやアミノ酸を含む透明素材「ホエイ(乳清)」に着目。「南アルプスの天然水」をベースに「ホエイ」の乳酸菌発酵液をブレンドし、水のように透明でゴクゴク飲めるのにヨーグルトの味わいもしっかり、というフレーバーを実現した。厳選した発酵乳や果実由来の香りを組み合わせることで、ほんのり甘く華やかな風味も引き出している。「ヨーグルト味の天然水...!?」と思ってしまうが、ツイッターにはこわごわ試してみた人の感想が続々と書き込まれている。「お水苦手だけどヨーグリーナめっちゃうまし」「めちゃうまちゃんとヨーグルトの味」「めっちゃうまい1日三本は飲んでる」など、意外にも絶賛が相次いでいる。具体的な味は、「ヨーグルトっていうより炭酸抜きカルピスソーダ」「どちらかといえばヤクルトの味がする」「透明なピルクル(甘さ控えめ)」など、人によって感じ方が違うようだ。サントリー食品インターナショナルは3月31日に発売した「レモンジーナ」をわずか1日で販売一時休止したばかりだが、この「ヨーグリーナ」も4月17日、「出荷量が想定を上回り、生産が追いつかない」とのことで販売一時休止に。まだ大量に販売している店舗も多いようで「飢餓商法」との非難もあるが、気になっている人は早めに試した方がよさそうだ。希望小売価格は515mLペットボトルが124円、280mLペットボトルが115円(いずれも税別)。
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