ふとんクリーナー2015夏の陣か シャープが"業界初"ひっさげ参戦

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   アレルギー対策や安眠目的などで、この数年、ふとんクリーナーに対する注目が高まっているが、製品間のアピール合戦はこれからさらに熱くなりそうだ。数多くの生活家電を開発・製造しているシャープが2015年4月22日、新タイプのふとん掃除機「Cornet(コロネ)」を5月に発売すると発表、市場への参入を宣言した。

  • カラーはシルバー系(左)とピンク系
    カラーはシルバー系(左)とピンク系

ダニを布団から引きはがし吸引 サイクロン掃除機「コロネ」

   シャープの新製品「Cornet(EC-HX100)」は、掃除機の内部の熱を利用した温風を本体底面から吹き出しサイクロンで吸引するという「ヒートサイクロン」を、業界で初めて搭載。熱を嫌うダニの習性に着目し、温風をふとんに吹き付けてふとんの繊維からダニを引きはがし掃除機に吸い込む。

   ふとんに生息するダニは、掃除機で吸い込もうとすると鋭い爪で繊維にしがみつくが、約40度の熱を当てると逃げ出そうとする。「Cornet」は、吸引力と「たたきパワーブラシ」で、繊維からはがれたダニやダニのふんや死がいなど(アレル物質)をふとんから除去する。

   温風は本体内部で発生する熱を利用するので消費電力も少なく、過熱防止機能によりふとんへのダメージが抑えられるという。吸い込んだダニは、遠心分離サイクロンの高速旋回気流により99%以上死滅し、ダストカップとフィルターはまるごと水洗いができる。

レイコップ、ダイソンが市場の2大勢力

   ふとんクリーナーは、アレルギー症状に悩む人たちのほか、ふとんを戸外で干せない高層マンションの世帯、高齢者世帯などからのニーズが高い。それを取り込んだ先駆者は「レイコップ」だ。韓国メーカーが開発し、日本では12年2月から販売されている。高速の振動でふとんからダニやアレル物質をたたき出し、UV(紫外線)ランプで除菌し吸引クリーナーで除去する。

   レイコップを追って市場に乗り込んだのが、英国の電気機器メーカー、サイクロン掃除機でおなじみのダイソンの製品。ふとん掃除専用の製品ではないが、ハンディクリーナーの製品がふとんクリーナーとしても使い勝手がよいことをアピールしている。テレビCMなどでは、ベッド掃除でライバル製品との比較を示し、吸引力の強力さを訴えている。

   ほかにも国内外の大手、中小のメーカーがふとんクリーナーを販売しており、モデル数は30を超えるとみられる。その"群雄割拠"のなかに割り込むのがシャープの「Cornet」。カラーはシルバー系とピンク系で5月21日発売。価格はオープン。群雄の一つにとどまるか、レイコップ、ダイソンの2大勢力に並ぶことができるか...。

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