アウディジャパン(東京都品川区)は、全世界限定50台生産の超軽量レーシングバイク「AudiSportRacingBike(アウディ スポーツ レーシング バイク)」を日本で初公開。近日発売を予定している。2015年3月にスイスで開催されたジュネーブモーターショーで発表されたレーシングバイク。アウディの軽量技術コンセプト「Audiultra(アウディ ウルトラ)」の思想とスポーティネスを表現するというカーボンファイバーフレームを搭載している。フレーム重量は790グラムでバイク総重量も5.8キログラムと超軽量モデルだ。フレームを手掛けたのは、カーボンファイバー製の軽量バイク用コンポーネンツ製造20年の歴史を持つ、ドイツの「CarbonSports(カーボンスポーツ)GmbH」。アウディのスポーツカーからインスピレーションを得て制作され、フレームにはFIA世界耐久選手権ならびにルマンで活躍しているレーシングカー「AudiR18e-tronquattro(イートロン クアトロ)」のコックピットにも使われたCarbonSports製東レT1000カーボンを採用。また、ホイールには同じくLightweight(ライトウエイト)ブランドのMEILESTEIN(マイルシュタイン)Cモデル、サドルにはアウディのフラッグシップスポーツカー「Audi R8」のファインナッパレザーを採用した。さらに、デジタル変速システムShimanoDuraAceDi29070シリーズを装備した。全世界限定50台生産で価格は日本円換算約237万円。
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