ギャル達が競う"ラブラブショー" SNSへのアップが日課にいたるまで...

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   VineやMixChannel (以下、ミクチャ)といったアプリの登場により、ギャル達にとって「動画」はより身近なものになっています。

   これまでだったらカラオケやなごみ(友達とお喋りしたり、まったりすること)で楽しむことを基本としていたギャル達ですが、ここ1~2年程度でその遊び方も変化。時間があれば、とにかく面白い動画や感動出来る動画を作り、各SNSにアップするのが日課となっています。

   中でもミクチャのLOVEコーナーは人気が高く、『○年記念日』『○○君の誕生日』『今日の思い出』といった数え切れないほどのカップル達のラブラブ動画が多数公開されており、周囲の目を気にすることなく、ベッドの上でキスしあったり、抱き合う姿を見せつけあい、『いいなと思ったらlikeお願いします』といったコメントとともに共感を集めているのです。

   では、なぜギャル達はそこまでして、これらの「キス動画」や「ラブラブ動画」を公開するのでしょうか。中には理解出来ない大人世代の人も多いはず...。

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主人公になりたい、 自分のファンがほしい...

   早速、話を聞いてみました。

『1番は思い出を残しておきたいってのが理由だけど、「応援してます」とか言われると、またアップしたいって思う』
『知らない人でも「like」してもらえるとめちゃくちゃ嬉しい!喧嘩してもまた頑張ろうって思える』
『動画を公開することで「付き合っています!」ってアピールも出来るし、彼の浮気対策にもなる(笑) 何よりラブラブでいれることが幸せ!』

   ――といった意見を聞くことが出来、彼女達にとって、これらの「キス動画」「ラブラブ動画」は、『ちやほやして欲しい』『羨ましいと言って欲しい』といったひたむきな思いが隠されている愛の結晶で、交際をより円滑に進展させるための「セルフプロモーション」の一つとも言えるでしょう。

   また、ミクチャで動画を公開しlike数が多ければ多いほど、その上位に表示され易くなるので、自分達の「ファン獲得」に繋がったり、自らが「主人公」になった気分にもさせてくれることから、それが面識のない人やネット上でのコミュニケーションであっても、自分達の今後や関係を司るジャッジにも繋がっているようです。

   余談ではありますが、ミクチャ内において伝説のカップルと言われた「tanaカップル」(※現在は破局)は、可愛過ぎる彼女と、笑顔いっぱいの彼氏に虜になるファンが多く、「キス動画」「ラブラブ動画」が公開される度、何万といったlike数を獲得。

   さらに彼女・デンデンは、一般人ながらも爆発的な人気を獲得し、ツイッターでは約3万7000人、インスタグラムでは約3万8600人のフォロワー数を誇るといったインフルエンサーとも言えるべきパワーを持っているほどです。

   つまり、3~4年ほど前までは、人気のキッカケや有名になるための登竜門的ツールとして「ブログ」における写真と文章といった静止画を活用していましたが、最近ではこれらの「キス動画」「ラブラブ動画」といった青春の一ページを「動画」=ミクチャで公開し、自分達のファンを獲得することに繋げ、さらには『有名になりたい』『共感して欲しい』『応援して欲しい』といった"自分達の欲望"を「動画」において投資していると言えるでしょう。

世代違えば変わる「表現の仕方」

   ただ、大人世代の私達からしてみたら気になるのは、上記で挙げたカップルのように別れた後、その動画はどうするのかといったところではないでしょうか。

   tanaカップルしかり、多くの"ミクチャー"は破局した後でも、同動画を楽しかった思い出として残しておくのが定番のようで、わざわざ思い出の一部を自ら消すといったことはしないようです。

   確かに、ブログでカップル記事を公開していたギャルも、破局を迎えたからといってその記事を消去する訳でもなく、自身の思い出の一部として残しておくのが当たり前になっています。

   もちろん動画である限り、静止画とは違い、生々しさやリアルな空気感が伝わってきますが、そんなのギャル達にとってはおかまいなし。

   以前同コラムで書いたように、自らの「履歴書」となるのがブログなわけですから、ギャル達にとって、まさに「プロフィールムービー」と言える自らを象徴するような一つの作品である動画を抹消するといった選択はそもそも存在しないのです。

   大人世代からは理解出来ないかもしれませんが、私達の世代と「表現の仕方」が変わっただけで、彼女達はただただ青春の一ページを刻んでいるといった感覚に過ぎないと言えるようです。

   ―時代とともにギャルの遊び方もアピール方法も変化。

   彼女達の気持ちを汲み取るには、大人目線としての凝り固まった考えだけではなく、"今"の遊び方を理解し、若者目線で考えるといった常識に捉われない見解が必要なようです。

   そしてギャル達が動画を公開し『共感して欲しい』といった思いがあるように、『共感』するような気持ちを持つことで、「キス動画」や「ラブラブ動画」の見方が"一味も二味"も変わってくるかもしれません。

grp編集長・安部舞紗

【grp】 grpとは「ガールズ・リサーチ・プレス」の略で、「ギャル診断テスト」を受け、合格した正真正銘のギャル限定の会員で行われるリサーチ&ランキングからなるエンタメサイト。平均17.2歳、全国各地のギャルたちからアンケートを収集し、そのデータをもとにランキング形式で公開している。流行に敏感で、流行を作り出す「ギャル」オンリーのリサーチ情報なので、通常のランキングとはひと味違う近未来予測的なものとなっている。

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