ゼブラが今年の8月から発売している「ハードGペン」が、漫画家たちの間で話題を呼んでいる。開発に4年を費やしたといい、筆圧が強い人でも細い線が描きやすい仕様であり、耐久性にも優れているという。ツイッターには月刊誌などで漫画を連載するプロからアマチュアまで、多くの人の感想が寄せられており、アナログの絵描き達からの注目度は高い。ポイントは「筆圧」の強さ「今までのはなんだったんだ!ってくらい新しいゼブラのハードGペン、ペン入れしやすい!」「線細い私には嬉しい硬さ!」「アナログ描き屋には実にありがたい」――など、製品の登場を歓迎する人は多い。「丸ペンと普通のGペンの中間て感じある」「太さ的にGペンと丸ペンの間くらいなのでどっちにも傾けれる感じ!」――と、丸ペンとの比較に言及していた人もいたが、「人物線もいいけど目のラインを描くのにいい感じの硬さの描き味!」「使い初めのかりかり感がいつまでも続くGペンという感じでした」――など、やはり描き手によって思う点は多岐にわたるよう。「おろした途端にガバガバのペン先に悩まされて来たのでこれはリピートですわ」と、製品の特長の通り、筆圧が強く細い線を描きたい人にはオススメとの声は多かった。一方、レビューの中には、「カケアミする時はガシガシ使ってもいいなって思ったけどメインで使うことはなさそうだ」「ハードGペン硬くて腕めっちゃ疲れる」「柔らかいのが好きな人には微妙かも」――期待を裏切られた印象を持った人もいるようだ。紙の素材によって描き心地も異なるようで「たぶん湿気で原稿用紙がやられると相性が悪くなるんだと思う」「紙が削れるのは湿気のためと思いたい...」レビューを見る限りは「筆圧高い人のためのGペン」といった評価は高く、気になる人にとって試す価値は十分ありそうだ。価格は10本入り1620円(税込)。店舗によっては「一本から売っていた」という情報もあり。
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