2024年 4月 30日 (火)

青学、デンソー、立命館大女子...駅伝は「連覇」ラッシュ 「独走」「圧勝」「貫禄勝ち」、優勝チームが「強すぎる」!

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   2016年の第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は青山学院大の圧勝だった。昨年に続いての2連覇。全区間で1度も首位を譲らない横綱レースだった。

   ほかにも年末から年始にかけての駅伝レースは、圧倒的に強い有力チームの「連覇」が目立った。

  • 年末から年始にかけての駅伝レースは「連覇」ラッシュだった
    年末から年始にかけての駅伝レースは「連覇」ラッシュだった
  • 年末から年始にかけての駅伝レースは「連覇」ラッシュだった

途中でテレビを切った

   「今年の箱根駅伝は、6区の山下りまでしか見ませんでした」。都内に住む長年の駅伝ファンの一人は途中でテレビ観戦を打ち切ったと話す。「復路で大波乱が起きるとすれば6区。しかし青学が順調にリードを広げた。青学は7区以降も有力選手をそろえているので、もう優勝は間違いないと思った」。

   確かにその後も、危なげないレース運びで連覇を飾った。「独走V2」「王者の貫録」。そんな見出しが新聞を飾った。全区間を首位で通過したのは第53回大会(1977年)以来の快挙だった。箱根駅伝の青学にとどまらず、年末から年始の有力な駅伝では、優勝チームの強さが際立った。

   口火を切ったのは15年10月25日、全日本大学女子駅伝の立命館大。大会新記録で史上初の5連覇を遂げた。1区でトップに立つとそのまま独走態勢を築き、全区間で区間賞を獲得する完勝だった。

アクシデントもなかった

   続いて12月13日の全日本実業団女子駅伝。デンソーが大会新で3連覇を果たした。2区で先頭に立ち、そのまま安定したレース運びで逃げ切った。

   同20日の全国高校駅伝では、世羅(広島)が1993年の仙台育英(宮城)以来のアベック優勝。とくに男子は大会新で連覇を遂げ、西脇工(兵庫)を抜いて単独最多9度目の優勝となった。

   そして元旦恒例の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)。こちらもトヨタ自動車が、2年連続3回目の優勝を果たした。

   箱根駅伝の青学は3つの区間賞で2位に7分11秒差。大学女子の立命館大は2位に3分近い大差。世羅も2位に2分近い差。デンソーは53秒差。一時的に競り合いになったのはニューイヤー駅伝のトヨタ自動車のみだった。

   「強すぎる」連覇チーム。たとえば青学の強さについて、朝日新聞では「エース以外の選手層が厚い」「有望株を集めている」などと分析している。それぞれの事情は異なるが、本番でアクシデントやミスがなかったことも連覇につながったようだ。各優勝チームは、来年度もさらに連覇を重ねることになるのだろうか。

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