ヤマハは、歌声合成技術ソフト「VOCALOID(ボーカロイド)4」対応の歌声ライブラリー「VOCALOID4LibraryFukase」ダウンロード版を2016年1月28日に、パッケージ版を1月下旬にそれぞれ発売する。ロボットボイス風エフェクトをつけられるジョブプラグイン付属4人組バンド「SEKAINOOWARI」のボーカリスト「Fukase」さんの声をもとに開発。伸びやかで透明感のある歌声を忠実に再現する、スタンダードな「Normal」ささやきかけるような「Soft」2種類の日本語ライブラリーと英語ライブラリー、計3種類の歌声ライブラリーを同梱。基本的な操作方法を学べる特製小冊子を封入する。ロボットボイスのようなエフェクトを簡単につけられる専用ジョブプラグイン「Electronica-Tune」が付属。ボーカル部分の適用範囲を選択し、同プラグインを実行するだけで、特徴的なピッチ変化をつけられる。ラインアップは、歌声ライブラリーのみダウンロード版が1万4000円(税別)。スタインバーグ社DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフトウェアに組み込んで使用できる歌声編集ソフトウェア「VOCALOID4EditorforCubase」がセットになった、初心者向け「スターターパック」ダウンロード版が2万2000円(同)。パッケージ版はいずれもオープン価格。
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