中日ルーキー・小笠原の好物? 「白米トースト」実際に作ってみたら...

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   2015年のドラフト1位で中日ドラゴンズに入団した、小笠原慎之介選手の食生活が話題になっている。なんでも大の「白米好き」で、トーストにもご飯をのせて食べるというウワサなのだ。

   「で、どんな味がするんだい?」。気になったので、実際に白米トーストを作ってみた。

白米トーストの全貌は...?
白米トーストの全貌は...?

ネットでは「大物臭半端ない」

「主食はパン派かコメ派か」

   定期的に巻き起こる「結論なき論争」の代表格だが、小笠原選手はパンピーの議論を横目に、ふたつの垣根をゆうゆうと乗り越え、「2大主食のコラボ」を楽しんでいたのである。

   ネットでは小笠原選手の食癖に、

「なんちゅうやつや。大物臭が半端ない」
「まさかこんな炭水化物×炭水化物があるとは」
「球界の巨人になるに違いない」

と驚嘆する声が相次いでいる。

   では、調理に取りかかろう。今回は食べる前から「なんだか大変胃にきそう」というのがだいたい予想できたので、夕食を食べるのを夜遅くまで我慢して、なるべく空腹の状態で挑んだ。

   レシピを紹介しよう。こんがりきつね色に焼いたトーストに――

ビフォー
ビフォー

   炊きたての白米をのせる。完成。

アフター
アフター

   なんだろう、歴史の資料集に載っていた「葺石(ふきいし)を敷き詰めた前方後円墳」を思い出してしまったのは私だけだろうか。果たして実食した感想は、

「とにかくきつい」

   発酵をつかさどるイースト菌が、白米とタッグを組んだ結果なのか、「日本酒」のような匂いが鼻に押し入ってくる。

   肝心の味はというと、パンの味しかしない。普段ジャムを塗っているから意識してなかったが、食パン単体にもしっかり味があり、お米の味が完全に消されてしまうのだ。つまり、味覚はひたすらパン、食感は白米、匂いは日本酒。「日本酒の匂いとパンの味がする白米」を食べているような気分になる。なんだこのキメラフードは。

   味覚、嗅覚、触覚の不一致に脳の伝達回路がついて行かず、終始「私は今、いったい何を食べているのだろう」という疑念がぬぐえなかった。

   結果、半分ほど食べたところでギブアップ。空腹も最高の調味料にはならなかった。白米を静かにおろしてブリの漬け丼に、残ったパンには甘いジャムをつけ完食した。これだよ。これが正解。

   「凡人が大物の真似をするもんじゃない」、ということを身に染みて学んだのだった。

カス丸:白米トーストも良いけど、「ブリの漬け丼」のレシピを教えてほしいじぇい!

【カス丸の犬小屋】J-CAST編集部員が、独断と偏見に基づいて、気の向くままに記事を執筆。J-CASTのマスコットキャラ「カス丸」(自称キュレーター)が、上から目線で論評するコーナー。カス丸のTwitterアカウントは@jcast_inu、Facebookはcasumaru

姉妹サイト