電気だけじゃないauの新サービス 保険料と金利が魅力の「生保・損保・住宅ローン」各種手続きもスピーディーをうたう

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   KDDIは2016年4月から、新しい金融商品「auのほけん・ローン」の取扱いを開始する。「auの生命ほけん」「auの損害ほけん」「auのローン」の3分野で、インターネットを通じて販売する。

   同社は16年を"家計見直しの年"と位置付ける。auのほけん・ローンと同じタイミングで、電気サービス「auでんき」の提供を始める(参考記事:「ケータイ/スマホとセットで最大5%還元 4月1日から始まる『auでんき』は"鬼ちゃん"おススメの分かり易さ」)。通信をコア事業に据えつつ、契約者の生活のすみずみに自社のサービスを広げる狙いだ。

  • 4月1日からauが扱う金融商品のカテゴリー
    4月1日からauが扱う金融商品のカテゴリー
  • 「auのほけん・ローン」の取り扱い商品とパートナー企業
    「auのほけん・ローン」の取り扱い商品とパートナー企業
  • 「auの生命ほけん」で保険を見直した場合の削減額の目安(説明会の配布資料より)
    「auの生命ほけん」で保険を見直した場合の削減額の目安(説明会の配布資料より)
  • 「auの生命ほけん」の月額保険料
    「auの生命ほけん」の月額保険料
  • 「auの損害ほけん」の取り扱い商品と保険料
    「auの損害ほけん」の取り扱い商品と保険料
  • 「auの(住宅)ローン」の内容
    「auの(住宅)ローン」の内容
  • 一般的なネット銀行住宅ローンより手続きは早いという
    一般的なネット銀行住宅ローンより手続きは早いという
  • auショップの対面相談は、一般のスタッフではなく有資格者が担当する
    auショップの対面相談は、一般のスタッフではなく有資格者が担当する
  • 対面相談は当面、一部の直営店で実施。順次全国展開する
    対面相談は当面、一部の直営店で実施。順次全国展開する

中身はパートナー企業の金融商品

   今回のサービスはKDDIがゼロから設計したものではない。同社がパートナーと呼ぶ企業の金融商品に「au」の名前を冠して売り出す。つまり扱う商品の中身は一緒で、取扱代理店または銀行代理業者として客と契約を結ぶ。

   損害保険で提携する「au損害保険」は、あいおいニッセイ同和損害保険とKDDIが合弁で設立された会社だ。ローンの提携先である「じぶん銀行」は、KDDIと三菱東京UFJ銀行が共同出資して誕生したネット銀行。生命保険は「ライフネット生命」と提携した。同社は独立系と位置づけられているが、15年にKDDIが出資して持株比率15.94%の筆頭株主となっている。

   ライフネット生命はネット生保の先駆けだ。日本の生命保険料は世界有数の高さと指摘されるなかで、同社は安い保険料とシンプルな商品体系を実現し、業界に風穴を空けた。当然のことながら「auの生命ほけん」も大幅に安い。定期保険は国内大手生保の半額のケースもあるという。

   説明会に登壇したKDDIの高橋誠専務は、auの携帯電話番号と紐づけるau IDを使うことで、スピーディーなサービスを提供できると強調した。各種手続きはPCやモバイルで完結する。例えば、生命保険の支払いは書類が届いてから最短2日間で振り込まれるという。

   「auの損害ほけん」は、自転車向け保険ペット保険、旅行保険、傷害保険と日々の生活をサポートする商品を提供する。一方で自動車保険や火災保険はない。

   「auのローン」は住宅向けの商品で、変動金利全期間引下げプランが年0.568%(16年2月17日現在)。万が一「がん」と診断されたらローン残高は2分の1に減額される。最短10営業日で手続きが済む点もアピールポイントに挙げる。

   ちゃんと説明を受けてから利用を決めたい――という人もいるだろう。そこでKDDIはauショップに有資格者を派遣して対面のサポートを行う。当面は一部の直営店に限られるが順次拡大する予定。さらに専用のコールセンター「auフィナンシャルサポートセンター」を開設し、有資格者が電話で商品の説明や提案を行う。

   これらの商品は誰でも申し込めるが、au契約者向けに割引サービスも用意される。3月31日現在で詳細は不明だが、4月1日以降に公式サイト上で発表されると見られる。携帯電話を解約した場合はどうなるか。発表会の説明によれば割引サービスは受けられなくなるものの、それ以外で不利益を受けることはないという。

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