データ流出を未然に防ぐWi-Fiセキュリティーユニット、その名も「鎖国」
2016.04.22 08:00
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コンピュータ周辺機器のプラネックスコミュニケーションズ(東京都渋谷区)は、ルーターと連携して、コンピュータやスマートフォン、タブレットなどから、意図しないデータ流出を未然に防ぐWi-Fiセキュリティユニット「SAKOKU」を2016年4月21日に発売した。
ルーターなどのネットワークの接続箇所には好ましくない通信を阻止するファイヤーウォールが用意されているが、これは外部からの通信を全て遮断し、必要な通信を後から許可していくというもの。「SAKOKU」は、ファイヤーウォールを逆にしたコンセプトで作られており、接続された機器を"鎖国ゾーン"化して情報流出を防ぐ。
ルーター機能を搭載しているので、メインルーターとして使えば全ての機器を鎖国ゾーンに入れることができる。
セキュリティ対策として外部からのアタックを防ぐ試みは多く実施されているが、悪意あるソフトウェアの開発速度は早いうえ、特定の企業や組織を狙った標的型攻撃 や部内者による内部感染など、脅威を完全に防ぐのは難しいのが実情。「SAKOKU」ならば例え悪意あるソフトウェアに感染したとしても、被害を最小限に抑えることができます。
オープンプライス。アマゾンでの価格は1万9990円。