亀田製菓の「ハッピーターン」やカルビーの「かっぱえびせん」は、一度口に運んだら食べる手が止まらなくなってしまう食べ物としておなじみだ。親しみをこめたブラックジョークとして、「合法ドラッグ」なんて呼ばれることも。そんな食べ物界の合法ドラッグに、ある「ヤバい粉」が名乗りを上げている。何でも、口にしたが最後「デブまっしぐら」になってしまう、オソロシイ代物らしい...。生活の質まで上げちゃう!?問題の粉の名前は「サラダエレガンス」。マスコットフーズが1975年から販売している調味料だ。パッケージには「トマト、オニオン、にんじん等のうま味にブラックペッパーと岩塩をブレンドした調味料」と説明がある。これが一躍注目の的となったのは、以下のツイートがきっかけだ。この調味料をかけるとしなしなのマックポテトとかマズイ揚げ物がとてつもなく美味しくなる魔法の粉。ムカつく人間にこれを教えてやったら二週間後には5キロ太って豚に成り下がったから嫌いな奴を醜い肉塊にしたい人にオススメ。pic.twitter.com/9lpAKNwr5Y—妹之山ゴメス(@5mesu5)2016年8月19日ツイートに影響され購入する人が相次いでいるようで、「サラダエレガンスやばい...ご飯に合うなんにでも合う」「サラダエレガンス、このために買ったスーパーの今ひとつな唐揚げにかけると普通にうまい。塩みが増すのでビールがはかどる」「サラダエレガンスの購入によりQOLが向上した」など、食べてみた人からも絶賛の嵐だ。100種ものレシピが存在記者もネット通販でサラダエレガンスを入手し、マクドナルドでテイクアウトしてから4時間経過したマックフライポテトにふりかけてみた。想像に難くないだろうが、放置していたポテトはくたくたになり味も落ちている。しかしサラダエレガンスをかけると、評判通り美味しく食べられるではないか!記者の舌にはトマトの風味が強く感じられ、トマト味のプレッツェルやスナック菓子を思わせるような味になった。サラダエレガンス公式サイトではほかにも、サラダやから揚げなどにさっとひと振りする食べ方のほか、「塩だれキャベツ」や「かきあげ」、「サラエレ塩鮭」、「サラエレ親子丼」など多種多様なレシピが紹介されている。その数なんと100種類!きっと誰しも口に合う食べ方があるはずだ。缶入り390グラム、120グラムと、60グラムびんの3種で、価格は公式オンラインショップでそれぞれ1296円、486円、356円(いずれも税込)。販売店リストも紹介されているので、欲しいという人はそちらもチェックしよう。
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