日本HP(ヒューレット・パッカード、東京都江東区)は、OSに「Windows10Mobile」を搭載したスマートフォン(スマホ)「EliteX3」を2016年9月5日に発売した。法人向けにau(KDDI)で取り扱う。スマホやタブレットとして活用できるのに加え、同OSの「Continuum(コンティニュアム)」機能と、「ノートドック」や「デスクドック」などのオプションとの組み合わせで、ノートパソコン(PC)やデスクトップPCのような使い勝手を得られる「3in1デバイス」。IP67準拠の防水・防塵性能のほか、米軍調達基準「MIL-STD810G」準拠の堅牢設計を施す。指紋や虹彩認証によるロック解除、ハードウェアレベルの暗号化など、ビジネスシーンで求められる高度なセキュリティ性を備える。SIMフリー仕様ながらauとの相互接続性テストを実施済みで、同OS搭載端末では国内初だという「auVoLTE」に対応し、よりクリアな音声通話を実現。そのほか「キャリアアグリゲーション」「WiMAX2+」による高速データ通信を利用可能だ。5.96型(2560×1440ドット)有機ELディスプレイ、メモリーは4GB、内蔵ストレージは64GB。価格は7万7800円(税別)。
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