2024年 5月 2日 (木)

新世代おネエ・ぺえと同居中のイケメンジェンダーレス・へえ【独占インタビュー】

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   昨年あたりからよく耳にするようになった「ジェンダーレス男子」。

   名前の通り性別の壁を越えた男性のことで、ネイル・カラコン・メイクを施すなど、女子顔負けの美意識の高さで、性別問わず人気を集めている。

   今回はそんな「ジェンダーレス男子」を紐解くべく、新世代おネエタレントとして人気を集めている"ぺえ"と同居していることで話題の"へえ"こと斉藤平七にインタビューを実施。

「へえ」こと斉藤平七
「へえ」こと斉藤平七

   ジェンダーレス男子流のメイクテクニックをはじめ、ファッション・脱毛事情、気になる恋愛対象、ぺえとの同居生活など、たっぷりと語ってもらった。

女友達といると自分が楽

   ――へえさん自身「ジェンダーレス男子」とのことですが、自分がジェンダーレスだと感じるのはどういう瞬間ですか?

   へえ:メンズと話が噛み合わない時に「あっ...ジェンダーレス男子なんだ」って思ったりしますね。特に意識しているわけではないんですが、男性側だけじゃなくて、女性側の気持ちも自然と分かるんですよね。あとはファッションの面ではレディースの服を着ることがあったり、美容面ではメイクをしたりと、一般的な男性と比べると"美"にこだわりがあるかもしれません。

   ――幼少期からそういう思いがあったんですか?

   へえ:高校生あたりからですね。それまでは親に洋服を買ってもらっていたんですけど、自分で買うことが多くなって世界が広がったというか...。その時あたりから女の子の友達も増えていったんですが、女友達といると自分が楽なんですよね。あとは女性と話していると、自分の"世界観"を認めてくれている気にもなります。

   ――「ジェンダーレス男子」でも色々なファッションの系統がありますが、へえさんはかっこいい系と可愛い系を着こなしていますよね?系統を分けるタイミングはどういう時なんですか?

   へえ:何をするかといった予定や、一緒に遊ぶ人にもよるんですけど、基本的にはその時のテンションで決めています。例えば、ディズニーは可愛い系、夜遊ぶ時はかっこいい系とか...。色んな自分になれるのですごく楽しいですよ。得した気分です(笑)。

   ――ファッションにあわせて、自身でメイクもしたり...?

   へえ:もちろんです!かっこいい系の時も可愛い系の時も自分でメイクしますよ。メイクするのが好きってのもあるんですけど、どちらのメイクも大体30分ぐらいです。

   ――ちなみに今日のテーマは?

   へえ:今日はズバリ!宝塚風メイクです(笑)。ナチュラル宝塚って感じで、ポイントは顔の陰影を付けるためにシェーディングやハイライトで濃淡を付けたことです。普段はタレ目なんですけど、今日はそういう風に見えないようにキレ長風のメイクにしています。今日のメイクも30分ぐらいで仕上がりました!

月一回は脱毛サロン、大事なところはメイクバサミで

   ――まさに「ジェンダーレス男子」って感じですね。メイクをしていて楽しいことは何ですか?

   へえ:メイクは高校生の時からやり始めたんですが、いつもと違う自分になれたりと新しい発見が出来ることが1番の楽しみですね。タレ目メイクには可愛い系の服装を、キレ長メイクにはかっこいい系の服装を...って統一すると洋服にもマッチして引き立つようになるんですよね。

   ――そこまで考えているとは驚きです。"美"に対して、かなりこだわりがあることが分かりました。

   へえ:一般の男性と比べると高いのかなぁって思います。例えば、朝・晩は欠かさず小顔マッサージをしたりと、普段メイクをしている分、化粧水や美容液・パックもして肌には気を使っています。あとは最近、脱毛にも行きはじめました。

   ――えっ!脱毛サロンに通われているのですか!?

   へえ:はい、3ヶ月前から通いはじめました。月1回ぐらいのペースを目処に、毎回短くても1時間30分は施術してもらっています。

   ――1時間30分も!?まさに女性と同じようにケアをされているんですね。ちなみにどこを施術されているんですか?

   へえ:もともとそんなに濃い方ではないんですが、顔全体・腕・脚ですね。最近、自分の周りの男子も通っている人が増えてきて、一昔前と比べるとそういう意味では男性の美意識も高くなっていきているんだと思いますよ。

   ――ただ、そうは言っても脱毛されていない男性も多いですよね。へえさんが脱毛する理由はなんですか?

   へえ:むしろ脱毛しない理由はなんですかね(笑)。ムダな毛自体いらないと思っているので、出来る限り綺麗な状態を保ちたいって思っています。生えっぱなしよりもお手入れしている方が清潔感があるし...。僕にとっては当たり前のことですよ。でも、まだ"大事なところ"は勇気がなくて出来てません(笑)。

   ――やはりその部分はまだ抵抗が...!?

   へえ:はい...。まだ恥ずかしくて(笑)。だけど、気持ち的にはなければない方が良いと思っています。なので、大事なところは自分でメイクバサミで整えているんです(笑)。

   ――えっ...。メイクバサミで!?

   へえ:そうです、メイクバサミで(笑)。3ヶ月に1回ぐらいのペースで長さを整える感じでお手入れしていますよ。僕の周りで脱毛サロンに通っていない男子でも、脚のスネ毛をハサミですいたり、整えたりしている子も多いので、それと同じ感覚だと思って下さい。

   ――へえさんはもちろんですが、そういうケアをしている男性が増えているとはビックリです。

   へえ:あっ!あとは最近、脇毛も処理したいと思うようになりました。

   ――脇ですか!?

   へえ:今、すごく悩んでいるんですが、脇毛って必要だと思います?(笑)。脇毛があるとないでは、メンズとしてかなり重要だと思うんですけど、どうなんですかね。ただ、このままだといつかはやりそうな雰囲気です(笑)。

   ――美意識が高いへえさんですから、きっと脇の方も時間の問題なのでしょうか(笑)。ところでちょっと気になったのですが、へえさんの恋愛対象はどちらなんですか?

   へえ:えー!その質問ですか!?う~ん。まだ自分でもよく分からないんですよね。恋愛に興味がなくて、いわゆる絶食系男子ってやつです。恋人がいなくても友達がいれば良いじゃんっていう感覚が大きいので何が恋愛なのかも定かじゃなくて...。「可愛い!」とか「かっこいい!」とか思ったとしても、だからと言って「付き合いたい!」とかはないんですよね。恋愛って自分でもよく分かりません(笑)。

ぺえ姉さんは一番頼れる人です

   ――なるほど...。恋愛ではそういう感覚を持っているんですね。では、ジェンダーレスやジェンダーフリーで仲良しの人はいますか?

   へえ:やっぱり一番は一緒に同居している、ぺえ姉さんですね。一緒に生活しているぐらいなので一番頼れる人です。

ぺえ(左)と一緒に
ぺえ(左)と一緒に

   ――ぺえさんと約8ヶ月の共同生活を送っているとのことですが生活は楽しいですか?

   へえ:楽しいですよ!ぺえ姉さんの話を沢山聞けるし、自分も頑張らないと...って良い刺激にもなりますね。たまに些細なことで喧嘩もしますが(笑)、感謝しています。

   ――では、共同生活を送っていて良かったと思う瞬間を教えて下さい。

   へえ:風邪引いた時に一人でいるのと、誰かが一緒にいるのではだいぶ違うので、そういう時に「あぁ一緒に生活していて良かったなぁ」って思いますね。あとはご飯を一緒に食べれるのが嬉しかったりもします。一人だとあんまり食べないんですが、一緒にいると楽しいのでご飯も倍、美味しく感じます。

   ――最近では、ぺえさんとのお仕事も増えてきていますよね。

   へえ:そうですね、ありがたいことに一緒にお仕事する機会も増えてきています。いつも話を聞いてますけど、一緒にお仕事させて頂くことでぺえ姉さんのすごさを感じますね。僕も頑張ります!

   ――これからの活躍も楽しみにしています。では、今後の目標をお聞かせ下さい。

   へえ:色々なことに挑戦していきたいのですが、時期的に学祭とかのイベントにも出てみたいです!あとは、今出来ることをして、与えて頂いたことにも全力で頑張っていきたいです。是非、みなさんお仕事待ってます!!(笑)

   ――最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

   へえ:上京して1年半なんですが、最近ではファンの方と触れ合う機会も多くなって本当に嬉しい毎日です。みんなからSNSなどでもらうメッセージが心の支えになっていて、SNSで発信しない期間があると、心配してくれるファンの方もいたり、すごく応援して頂けるているなぁと感謝しています。これからのファンのみなさまの期待に応えていけるように頑張りますのでずっと見守っていて下さい!

   ――ありがとうございました!

   「ジェンダーレス男子」であること誇りに思い、ファッションやメイクを女性と同じ感覚で楽しんでいることを堂々と語ってくれた、へえ。

   性別や周りの評価や左右されるのではなく、自分の思った"道"を進む姿が印象的な姿は、今後も多数の人を魅了していくに違いないと言える。

   また、ここ最近の「ジェンダーレス男子」の人気から読み解くと、これまで流行やトレンドを発信してきたギャルに続く、オピニオンリーダー的存在に彼らがなっていくと感じ取れた。

   今後も「ジェンダーレス男子」はもちろん、飾らないありのままの姿を発信し続ける、へえからも目が離せない。

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