2024年 4月 30日 (火)

■菊花賞 2強に◎○が集中、当たるのは?
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   3歳牡馬3冠レースの最後、第77回菊花賞。牝馬のGI秋華賞と異なり、こちらは凱旋門賞に挑戦したダービー馬のマカヒキと朝日杯フューチュリティーステークスを勝った2歳王者で、ダービー5着のリオンディーズが回避したものの、皐月賞馬のディーマジェスティ、皐月賞3着、ダービー2着のサトノダイヤモンド、皐月賞とダービーがともに4着のエアスピネルと春の実績馬が顔をそろえた。

ディーマジェスティ◎は3紙、「世代最強」と強気!

   ディーマジェスティに本命◎を打ったのは、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、スポーツ報知の3紙。日刊スポーツとデイリースポーツも対抗○と高く評価する。

   スポニチは、「春シーズンに最も強烈なインパクトを残した」と評価。共同通信杯での圧巻の強さ、皐月賞勝ちで見せたケタ違いの末脚、順調さを欠いて完調手前で臨んだダービーが3着と、「世代最強はこの馬だと確信している」と超強気だ。

   2度の坂越えがある京都の芝3000メートル戦は特異なコースで、スタミナを消耗しないレース運びができるかがカギ。「母の父がブライアンズタイムからの豊富なスタミナを継承。初の3000メートルは望むところだろう」。初の京都コースも、名手・蛯名正義騎手なら「心配ご無用」と、自信をみせる。

   サンスポは、「GIを勝つためには、他馬をねじ伏せるような爆発力が必要で、ディーマジェスティにはそれがある」と、こちらも太鼓判を押す。「坂の下りで勢いをつけて走れること」も魅力といい、「長く脚を持続できる、この馬の特徴が生きる」とみている。

   スポーツ報知は、「皐月賞馬とダービー2着馬の優位は動かない」ものの、「3000メートルの持久力勝負なら、折り合いに不安がなく、長距離血統で構成された母系をもつディーマジェスティが優勢」という。対抗は、サトノダイヤモンド。「成長力豊かなレッドエルディストの大駆けも」期待する。

サトノダイヤモンドは京都コース2戦2勝

   サトノダイヤモンドに◎を打った日刊スポーツは、「(ディーマジェスティと)甲乙つけがたい」としながらも、「あえて有利不利があるとすれば、京都コースの経験の差」と読む。初コースとなるディーマジェスティを対抗の評価に落とした。

   菊花賞でポイントになるのは2週目の3角(コーナー)の下り坂にしっかり対応できるか。「その点、サトノダイヤモンドは1分46秒9の好タイムで勝ったきさらぎ賞など、京都で2戦2勝の実績がある」と買っている。もともと折り合いに不安のないタイプで、「枠は絶好の内枠で、労せずに好位につけられる」とみている。

   デイリースポーツも、◎はサトノダイヤモンド。「胴長の体形とゆったりした走法から長丁場は望むところ。前哨戦をきっちりとモノにし、万全の態勢で本番を迎えた」としている。対抗○はディーマジェスティ。

   ディーマジェスティ、サトノダイヤモンドの2頭の一騎打ちムードだ。

   3番手として印が並ぶのは、いずれも夏の上がり馬。トライアルの神戸新聞杯で2着の8番ミッキーロケットと、4着だった1番カフジプリンスには▲や△など5紙ともになんらかの印を打っている。「スタミナ豊富なカフジプリンスが3番手」と、デイリースポーツが推している。

   神戸新聞杯3着の7番レッドエルディストや、500万下、1000万下のレースを連勝してきたウムブルフにも△がズラリと並ぶ。サンスポは、「血統的に長距離タイプのレッドエルディスト、ウムブルフの2頭が2強に割って入る」と読む。

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