2024年 5月 5日 (日)

■マイルCS 大混戦で評価割れる
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充実一途のヤングマンパワー

    ポツンと、スポニチだけが本命◎を打ったのが、「充実一途の4歳馬」のヤングマンパワー。3歳時のアーリントンカップ(GIII、阪神)に、今年は関屋記念(GIII、新潟)と前走の富士Sと、1600メートル戦の重賞3勝と得意の距離。現在3連勝中で勢いはメンバー中1番だ。関屋記念、富士Sともに「正攻法で早めに抜け出して後続を完封する強い競馬。心身共に充実し、完成の域に近づいた感がある」とみた。調教の動きも圧巻。「さらなる上積みが見込める状況」と、強気だ。

    ヤングマンパワーには、ニッカンが対抗の○印。デイリーが単穴▲に評価。サンスポとスポーツ報知も△を打っている。

    一昨年、昨年と2年連続でこのレース2着だったフィエロに対抗○印を打ったのが、サンスポとデイリーの2紙。7歳という年齢をどう見るかだが、春の安田記念も3着と、とにかく1600メートルは得意。他の3紙も△と、無視できないようだ。3歳馬で、1600メートルの重賞(GIII)2勝、春のNHKマイルカップ(GI、東京・芝1600メートル)で2着があるロードクエストにはデイリーを除く4紙が△や★印をつけた。

    忘れてはいけないのが、GI馬(2014年のNHKマイルC)のミッキーアイル。今年に入ってからは1200~1400メートルの重賞しか走っていないことや、外枠(16番)からのスタートになることで、スポーツ5紙の評価は▲△☆印といま一つだが、前走のスプリンターズステークス(GI、中山・芝1200メートル)では逃げて2着に踏ん張り、さすがGI馬と思わせた。

    他では、ニッカンが名手・武豊騎手が騎乗するディサイファを単穴▲に評価。5歳牝馬のマジックタイム、昨年のマイル王で10月の天皇賞・秋を制したモーリスに、前走の札幌記念(GII、札幌・芝2000メートル)で勝ったネオリアリズムに印が回った。

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