ペンタブレットやスタイラスペンなどを手がけるワコム(埼玉県加須市)は、「新世代の」液晶ペンタブレット「WacomCintiqPro」を開発し、13.3型モデルを2016年12月下旬に、15.6型モデルを17年初めに、発売する。フルHDの13.3型、4Kの15.6型いずれも薄型軽量で持ち運びしやすく、場所を変えて自由に制作できる。画面いっぱいに描画できるフルフラットのタッチスクリーンを採用。反射防止を施した滑らかなガラス仕上げで、紙にペンで描くように自然な描き心地を実現。マルチタッチ機能に対応し、ピンチやズーム、ナビゲーション、イラスト・写真・3Dモデルなどの回転が可能だ。従来モデルの4倍(8192レベル)の筆圧感知と、ペンの追従性が大幅に向上したスタイラスペン「WacomProPen2」により、ひらめきを直感的に、より正確に表現できるという。折り畳み式スタンドを内蔵する。頻繁に利用する機能のショートカットを登録できるオプション「ExpressKeyRemote」対応。入力インターフェイスはUSBType-CまたはMiniDisplayPort(WacomLink経由)。対応OSはWindows7SP1~、MacOSX10.10~。13.3型「CintiqPro13」はフルHD(1920×1080)液晶搭載、AdobeRGBカバー率87%の色再現性。15.6型「CintiqPro16」は4K(3840×2160)液晶、AdobeRGBカバー率94%の色再現性。
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