研修中も日当がもらえ、独立後の廃業者ゼロ ハウスクリーニングのFC「おそうじ革命」が店舗拡大中

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   「おそうじ革命」(東京都北区)は、バイクに乗ったクリーニングスタッフが依頼者のもとに駆けつけるひと味変わったフランチャイズチェーンだ。営業エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一都三県で、低価格かつ完全固定制で売り上げを伸ばしている。

   小規模から大手までさまざまな企業が参入するハウスクリーニング業界にあって、同社は「のれん分け」と「フランチャイズ」の2つの特性を併せ持った「のれんチャイズ」という独自のシステムを導入している。2016年10月と11月に合わせて6店舗がオープンした。オーナー(店長)らは最近まで異業種で働いていた人たちだ。

  • 16年11月にオープンしたオーナーの盾授与式の様子
    16年11月にオープンしたオーナーの盾授与式の様子
  • 薬剤・器材を最小限におさえたバイクの中
    薬剤・器材を最小限におさえたバイクの中

バイク移動はメリットが大きい

   「のれんチャイズ」は、のれん分けのように徹底的な研修をオーナー候補者に対して行う。内容は座学と現場でのOJT教育に分かれ、期間は約半年から1年におよぶ。特筆すべきは1日1万2000円の業務委託料を研修者に払っていること(座学は除く)。また研修期間中、研修者はオープン予定エリアで営業活動を行っても構わない。

   研修者が店のオーナーとして独立した後も、フランチャイザー(本部)はしっかりサポートする。研修で使用したバイクと資器材はオーナーに譲渡し、チラシなど販促ツールの提供を行う。さらに希望者に顧客を紹介したり、2か月に1度の勉強会を行ったり、エリアマネジャーから経営戦略をアドバイスしたりしている。

   スタッフの移動手段はバイク。その理由はガソリン・駐車代・税金といった維持費が車よりも低く抑えられ、初期投資が低額で済むからだ。クリーニング技術を磨くことによって薬剤・器材を最小限に抑えている。

   これによって低価格サービスを顧客に提供でき、リピーターの確保ひいては安定経営につながる。同社によるとスタッフ1人当たりの月商は80万~130万円、利益率は80~85%とのこと。

   16年12月現在の営業所および店舗は、本部、西東京店、葛飾金町店、世田谷砧店、板橋蓮根店、浅草店、HCS市川店、横浜元町店、新座栄店、ACP小田原店、品川旗の台店、練馬駅前店、FCS江戸川店。他府県にも店舗を拡大中で、現在のところ廃業者は1件も出ていないという。

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