音楽ストリーミングサービスSpotifyは2016年12月26日、2017年に活躍すると期待されるアーティスト14組の音楽を詰め込んだSpotifyJapanオリジナルプレイリスト「EarlyNoiseJapan2017」をリリースした。2017年中のブレークを期待される14組「ネクストブレークアーティスト」に選ばれたのは、こちらの14人。(1)ビッケブランカ美しいファルセットボイスと巧みなコーラスワークで独創的な楽曲を奏でるピアノマン。明るい人柄が前面に押し出されるライブでは、客席は大いに盛り上がる。(2)RIRIまだ17歳の女子高生だが、歌唱力と楽曲のクオリティは折紙つき。2016年8月、ロック・フェスティバルの最高峰「SUMMERSONIC2016」に出演した。(3)DYGL2012年に結成されたボーカル&ギターのNobukiAkiyama、ギターのYosukeShimonaka、ベースのYotaroKachi、ドラムのKoheiKamotoの4人組。2016年5月、初の全国流通盤EP「Don'tKnowWhereItIs」をリリースすると、夏には全国ツアーを成功させた。2016年12月には7インチレコード「WasteofTime」もリリースした。(4)TheHotpantz年齢も性別も明かされていない、アジア人と欧米人の多国籍5人組。2016年夏に配信した「BeachsideLover」で突如としてデビューを飾り、音楽と映像、アニメーション、ゲームデザイン、伝統芸術、テクノロジーアートなどのアート&カルチャーの境目を行き来している。セカンドシングル「Nowhereland」は60万再生に達し、2017年1月には「Nowhereland」のアナログ盤レコードを発売する。(5)ロザリーナお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣が2016年10月に発売した絵本「えんとつ町のプぺル」のテーマソングを担当し、話題となった。「大ファンです。ときどき彼女の歌の世界に逃げ込んでは、救われ、そして、その圧倒的な才能に嫉妬しています」(西野)。12月7日、初のミニアルバム「ロザリーナ」をリリースした。CDジャケットの絵は、西野が手掛けたという。(6)NOTWONK北海道苫小牧市に在住するトリオ。15年5月に発売したデビュー盤で注目されると、16年6月には2枚目の「ThisOedinary」をリリースし、以後は毎週のように全国各地へツアーに出掛けている。(7)あいみょん兵庫県西宮市出身の21歳。中学時代に作曲を始め高校卒業後、YouTubeに投稿した楽曲のリリックビデオが口伝えで話題となり、再生回数は約40万回に到達した。タワーレコード限定シングル「貴方解剖純愛歌~死ね~」でインディーズデビューを飾り、2016年11月30日にはシングル「生きていたんだよな」でメジャーデビューを果たした。若くして世界に進出したアーティストも名を連ねる(8)CHICOCALITO現在ブレーク中のラッパーの筆頭株。テレビ朝日のバラエティー番組「フリースタイルダンジョン」のラップバトルに挑戦者として登場したが、あまりの強さによってレギュラー出演に昇格した。(9)BANANALEMONNADIA、SAARAH、R!NO、MIZUKIの4人組ガールズグループ。洗練されたボーカルパフォーマンスとダンスで世界を魅了する。(10)横山リサ2013年夏、作曲を開始し、秋から冬にかけてニューヨークのオープンマイクに参加した。2014年にはニューヨークのライブハウスで英語のオリジナル曲などを歌うようになり、15年春にアポロシアターのアマチュアナイトに参加し、自作曲で2回戦進出を果たす。その年の秋、アメリカの音楽プロデューサーチームのジャム&ルイス(ジミー・ジャム、テリー・ルイス)にオファーされて本格的に日本語の作曲活動を始めた。2016年夏に日本へ拠点を移した。(11)JessConnelyフィリピン・マニラ在住のボーカリスト、作詞家。アイルランドとフィリピンのハーフで、19歳にして数々の楽曲を送り出している。(12)yahyel2015年、バンド結成。スモーキーなボーカルと最先端の音楽性に加え、映像クリエイターを交えたメンバー編成でも注目されている。2016年11月、デビュー・アルバム「FleshandBlood」をリリースした。(13)向井太一福岡県出身のシンガーソングライター。楽曲はブラックミュージックを基調とする一方、ジャンルの垣根を越えてエレクトロニカやアンビエント、オルタナティブなども取り込まれている。(14)STUTS1989年生まれのトラックメーカー。KMCやAlfredBeachSandal、ザ・なつやすみバンドなどにトラック・リミックスを提供している。生感あふれるビートやキャッチーなサウンドがヒップホップ界のほか、バンド系ミュージシャンにも愛されている。
記事に戻る