「文豪春秋」発売 日本の近代作家はクズばかり!? 真の人間性が分かる一冊

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   出版社のカンゼンは2017年1月20日、有名文豪28人の意外な一面にフォーカスした単行本「文豪春秋 百花繚乱の文豪秘話」を発売した。144ページで、価格は税込1512円。

   学生時代に国語の授業で、日本の近代作家たちの顔写真を誰もが一度は見たことがあるはず。「教科書に載るくらいなのだから、彼らはみな文章だけでなく人格的にも優れていたのだろう」と思い込んでいる人もいるはず。しかしその素顔は――破天荒な行動、だらしない私生活、純愛~略奪愛と、トンデモエピソードのオンパレード。あくまでも21世紀の基準からすると、だが。

  • 1月20日発売の単行本「文豪春秋」
    1月20日発売の単行本「文豪春秋」
  • 表紙
    表紙
  • 目次その1
    目次その1
  • 目次その2
    目次その2
  • ページ見本
    ページ見本
  • ページ見本
    ページ見本

イケメンで文才あり、そしてクズ。ある意味最強かも

   本書はただ出来事を羅列するのではなく、実際の記事のような体裁で伝聞形式や当事者の発言を掲載。つい最近、身近で起こったニュースのように読める。

   また登場人物をイケメンキャラとして描いている。それはもう人気アニメの主要キャラに負けないクオリティだ。担当編集者は次のように胸を張る。

「魅力的な男性を描かれるイラストレータの方々に、素晴らしいイラストや漫画を描いてもらいましたので、そこは自信をもってオススメできます」

   文章だけでは把握しづらい人間関係を、図で分かりやすくまとめているのもポイント。

「人間関係図は、私自身が『この文豪と文豪は接点があったのか』というのをよく忘れてしまうので、整理も兼ねて軽い気持ちで載せよう!と決めたのですが、どこまでの交友関係を載せるべきか......で悩まされました」

   担当編集者から見た文豪たちはどのように映ったのか。

   「本書の帯にもありますが、文豪の普段の生き様や言動を見ていると、どうしても『可愛い』『愛らしい』印象があります。誰もが素晴らしい業績を残した偉大な方々で、おこがましいのは十分に承知しているのですが――。強面のおじいさんが甘い物を食べていたら、キュンとくる瞬間がある。そんな母性本能や乙女心、ギャップ萌えに近いものだと思います。皆様にも本書を通してその感覚を得ていただけますと幸いです」

【登場文豪(50音順)】
芥川龍之介/石川啄木/泉 鏡花/内田百閒/江戸川乱歩/尾崎紅葉/織田作之助/梶井基次郎/川端康成/菊池 寛/国木田独歩/小泉八雲/坂口安吾/佐藤春夫/志賀直哉/島崎藤村/太宰 治/谷崎潤一郎/徳富蘇峰/徳冨蘆花/中島 敦/中原中也/夏目漱石/堀 辰雄/三島由紀夫/宮沢賢治/室生犀星/森 鴎外

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