2024年 4月 20日 (土)

中高生ギャルの「なう」第1弾
あっと驚くその生態

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   時代が移り変わるように、若者の流行やトレンドは常に変化し続けています。

   また最近ではSNSを中心としたソーシャルメディアが生活の一部と化したことで、そのスピードは以前より遥かに増しているように思います。

   その中で大人世代が疑問を抱くのは、現代の若者がどういった生活を送っているか――といったことではないでしょうか。

   今回はその疑問を解消すべく、現役の女子中高生に調査を実施!

   若者の価値観や生態など、彼女達のライフスタイル事情を探ってみました。

    これを見れば、現役女子中高生の「なう(今)」が丸分かりです!

女子中高生の携帯の使い方はいつも最先端
女子中高生の携帯の使い方はいつも最先端

検索エンジンなんて使いません

   【今ドキ女子中高生の「なう」事情その1:検索はツイッター・インスタで!】

   「分からないことはすぐググる(調べる)!」が基本の女子中高生ですが、グーグル・ヤフーといった検索エンジンではなく、ツイッターやインスタで調べるのが鉄則です。理由としては、その情報を発信している人がどういう人なのかをすぐ確認出来たり、その人がリアルに発信していることで情報に整合性が高いといったことがあげられ、逆に検索エンジンでは、SEO対策での結果や広告などが出てくることを知っているといいます。リアルに流行っているモノやコト、そして行きたいカフェや旅行先、ディズニーランドの混み具合など、正確な情報はツイッターやインスタでチェックして入手したいと思っているようです。

   【今ドキ女子中高生の「なう」事情その2:いつ・どこでも携帯充電器はマスト!】

   「携帯はいつ見てる?」といった質問では、多くの女子中高生が「暇さえあれば!」と答えるほど、彼女達は携帯漬けの毎日を送っています。だからこそ、常に携帯充電器が欠かせません。その日の出掛ける場所によって持ち歩くかを決めると言いますが、調査対象者10人の半分以上は持参しているほどの徹底っぷり!しかも、コンセントに挿す通常の充電器ではなく、バッテリーをチャージするタイプのモバイルバッテリーを愛用するなど、いつ・どこで充電が切れても良いように常にフル装備で携帯の"面倒を見ている"と言えるでしょう。

電話番号の交換なんてしません。その代わり...

   【今ドキ女子中高生の「なう」事情その3:「高い」と感じるボーダーラインは「5000円」】

   H&MやFOREVER 21といったファストファッションが主流の女子中高生。常日頃から少しでも安い物をゲットしようと考えているだけに、1アイテム5000円以上となると、「う~ん」と渋ってしまうようです。つまり、ファッションにおいてどんなに可愛くて、どんなにお気に入りが見付かろうが、安い物を沢山買いたい彼女達にとって、この金額が買う・買わないといったボーダーラインなのです。それには、ストリートに集まるギャザリングの時代から、ネットでのシェアリングの時代に変わったことで、彼女達のファッションもブランド主義ではなく、プチプラ主義の量産型に変化しているからだと言えますね。

   【今ドキ女子中高生の「なう」事情その4:音楽にお金は掛けません】

   筆者が高校生だった約17年前では、音楽も「質」が命!と、コンポもONKYOといった人気ブランドで購入することをステータスに感じていましたが、現代の女子中高生にとって音楽は「とりあえず聴ければオッケー!」と、クオリティは一切求めません。1枚1000円のCDがどんどんラックに積みあがっていくことに優越感を感じていた私達の時代では考えられないほど、音楽にお金を掛けるといったことに無関心なのです。YouTubeでは好きな音楽をダダ流ししたり、音楽聴き放題の無料アプリを利用したりと、「音楽=クオリティは求めず無料で聴くもの」といった考えが知らずと行き渡っていると言えそうです。

   【今ドキ女子中高生の「なう」事情その5:電話番号の交換はしません!】

   常にLINEで連絡を取り合う彼女達は、親との連絡もメールではなく、LINEが基本。もちろん電話をする時も、LINEの無料通話を使うのが鉄則です。つまり、連絡先を交換する時もLINEオンリーだけに、電話番号が一切必要ないと言うのです。調査した参加者の中での1番のツワモノは、「LINE友だち数=800人/電話番号登録数=5人」と、その極度な比率に驚きを隠せません。ただ、平均数値は「LINE友だち数=130人/電話番号登録数=50人」と、ここらへんが基準だと言えそうですね。そうであってもここまでLINEと電話番号の登録数の比率が合っていないこと、電話番号の登録数の少なさにビックリしますが...。

LINEにはリア友が多い

   【今ドキ女子中高生の「なう」事情その6:「グループ通話」でテスト勉強!】

   LINEでは、グループにいるメンバーと同時に通話が出来る「グループ通話」というものがありますが、彼女達はその機能をただただみんなで話すといったことだけでは終わらせません。なんと!テスト前になるとこの機能を利用して、みんなで一緒に勉強すると言うから驚きです。1人で勉強するのはちょっと億劫!と思っても、グループ通話でみんなとお喋りしながら取り組むことで、テスト勉強も楽しい時間に変わるといいます。分からないこともその場で解決出来るのも、「グループ通話テスト勉強」のメリットだと言えるでしょう。

   【今ドキ女子中高生の「なう」事情その7:タイムラインで病み投稿】

   ツイッターやインスタなどでその日の出来事を書くのは当たり前の彼女達ですが、LINEのタイムラインを使う場合もあるようです。ただ、そのタイムラインを使う人の特徴としては、ハッピーな出来事よりも悩んでいることを書く人が多く、ツイッターやインスタグラムとは違いLINEにはリア友が多いことで、現在の自分の状態を知ってもらいたいといった心理状態にいるようです。また、LINEにはタイムライン以外に近況などを自由に表現出来るメッセージ機能(旧ひとこと機能)があることで、ここでも自分の悩みを書き、かまってほしいアピールをする子も多いようです。

   以上、女子中高生に調査した彼女達のライフスタイル事情はいかがでしたか。

   個人的にも新しい発見があったのはもちろんですが、中でも「LINEの友だち数/電話番号登録数」の極端な差には驚きを隠せません。

   またLINEのグループ通話を通じて、みんなでテスト勉強するなど、私達世代では考えられないことを日常的に楽しんでいることにも時代の流れを感じました。

   ただ、そんな中で一つ安心したのは、昔のように未だに学校での手紙交換が"生き残っていた"ことです。

   私達の時代にも、先生に見つからないように友達同士で手紙交換をしていた時代がありましたが、現在も学校に携帯を持ち運べない子は、ノートの切れ端や可愛い付箋を使い、コミュニケーションを取っているようです。

   "授業中"といったこともあって、中々「いいね!」とはハッキリと言いづらいところではありますが、時代が変わっても、こうやって変わらないものがあると、何だか安心したのも正直な感想ですね。

    現役女子中高生の「なう(今)」事情、是非、第2弾もご期待下さい!

grp編集長・安部舞紗

【grp】 grpとは「ガールズ・リサーチ・プレス」の略で、「ギャル診断テスト」を受け、合格した正真正銘のギャル限定の会員で行われるリサーチ&ランキングからなるエンタメサイト。平均17.2歳、全国各地のギャルたちからアンケートを収集し、そのデータをもとにランキング形式で公開している。流行に敏感で、流行を作り出す「ギャル」オンリーのリサーチ情報なので、通常のランキングとはひと味違う近未来予測的なものとなっている。

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