2024年 4月 25日 (木)

ノムさん「こんなピッチャー出てきたら終わりだ」 怪物軍団アメリカ代表に「お手上げ」

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   野球解説者の野村克也と黒田博樹が2017年3月19日夜、スポーツ番組「S☆1」(TBS系)に出演し、WBC日本代表「侍ジャパン」が準決勝で対戦するアメリカ代表について評論した。

「速っ!手ごわいどころか、こんなピッチャー出てきたら終わりだよ」
  • WBC2006年大会(Wikimedia Commonsより)
    WBC2006年大会(Wikimedia Commonsより)
  • WBC2006年大会(Wikimedia Commonsより)

黒田博樹「逃げないでインサイドを攻めろ」

   野村が思わず度胆を抜かれたのは、アメリカのA.ミラー投手(インディアンス)のピッチングだ。身長201センチの巨体を武器に、最速159キロの直球とスライダーを投げ分ける。7年間大リーグでプレーした黒田は

「まっすぐとスライダー系の見極めが難しい」

と評し、野村は

「配球を読むしかない。来た球を打つのでは、打てない」

と述べた。

   番組では、大リーグで2年続けて最長飛距離本塁打をマークしたG.スタントン外野手(マーリンズ)にも注目した。野村は

「本当にすごい体してるな。余計な肉がない。スイングを見ても無駄なし。こんな選手が出てくるんだね。アメリカってすごいわ」

と驚嘆。黒田は

「困った時のアウトローは、アメリカでは通用しない。逃げないでインサイドを攻めるべき」

と指摘。野村は

「400勝の金田さんとか剛速球投手の江夏(豊)とかとバッテリー組んで(外国のチームと対戦したが)、まっすぐは全部打たれた」

との経験談を元に、侍ジャパンに

「ストレートはダメよ。日本人の投げるストレートなんて奴らにしてみれば、『速い』なんて決して思わない。打ち頃になるんだから」

と注文を付けた。

   アメリカ代表を率いるのは、大リーグの通算監督勝利数1769勝のJ.リーランド監督。自身の監督勝利数1565勝を上回る記録に、「すごいな」とお手上げの野村だった。

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