最近パクチー料理の専門店が人気を博したり、パクチー味の新商品が続々と登場したりと、パクチー人気が勢いを増している。独特な風味で苦手だという人も多いが、パクチーを愛してやまない人々、通称「パクチスト」はその強烈な風味を存分に楽しみたい!という欲求が強い。そんなパクチー味の新商品が、このほど2日連続で発売となった。カルビーの「ポテトチップスパクチー味」(2017年3月20日、コンビニエンスストア限定、オープン価格)、ポッカサッポロフード&ビバレッジの「ワールドレモネードパクチー&レモネード」(17年3月21日、希望小売価格:税別140円)だ。苦手な人でも食べられる程度「ポテトチップス~」はパクチーパウダーとパクチーの種(コリアンダーシード)を使用し、パクチーの風味は豊かに、味付けはシンプルに仕上げた。パクチストに向けては、さらに生のパクチーをふりかける「追いパク」を勧めている。パクチー味のポテトチップスといえば、カルディコーヒーファームの「パクチーポテトチップス」がその強い風味でパクチストから絶大な人気を誇り、店頭でなかなか見つけられないという悲鳴も上がるほど。カルビーの商品はどうか。ツイッターを見てみると、「ポテトチップスはカルビー好きなんだけど、パクチーは微妙美味しいけどパクチーの味が殆どしない」「めっちゃ期待したけど、パクチーわからず(笑)」「全然パクチーじゃなかった!塩辛い。我慢して全部食べたけど塩辛くてパクチー感薄かった」「塩味にほんのりパクチーほとんどポテチ塩味。パクチーより、ポテトの味、香りが強い。ポテチ塩味!!パクチー好きには物足りないです」など、残念ながら「パクチー感」の物足りなさを訴える声が多い。「パクチー苦手だけど食べられた」という報告もいくつか寄せられていて、パクチー味と認識して食べるよりは、食べやすくおいしいポテトチップスとして食べるのがいいかも。多くのパクチストは満足した様子だが...一方の「~レモネード」は、果実感のあるレモネードにパクチーの香りを加えたハーブレモネードだ。「パクチー好きにはたまらないクセになる香り」に仕上がったと胸を張っている。こちらにはツイッターやインスタグラムで、「飲んでる時はレモネード。後味はパクチー。口の中にすごいパクチーの香りが広がってくる」「最初はただのレモネードじゃん!ってなるんだけど後からすっごいパクチーの香りが広がる」「美味しい!後味の鼻に抜けるパクチー感がとてもよい!パクチー好きは是非!」「後味の鼻から抜けるパクチーレモネードはあまり好きでは無いけと美味しく頂けました」などなど、後味に漂うしっかりとしたパクチー感に高評価が続出だ。そんな中にも、「パクチー好きにはパクチー感が足りない」「もっとパク味強くてもいける」と、まだ物足りない、もっとあの風味をという、もはや中毒症状に陥っているかのような叫びも。パクチストたちの欲求は計り知れない。
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