羽生結弦を襲う4回転Sの「トラウマ」 
フリーの挽回には「ノーミス」不可欠

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   【スポメディア・ウォッチ】

   フィギュアスケートの世界選手権は2017年3月30日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、羽生結弦(ANA)が98.39の5位と出遅れた。全日本選手権の覇者・宇野昌磨(中京大)は、自己ベストの104.86で2位発進したが、世界歴代2位・109.05を叩き出したフェルナンデス(スペイン)にリードを許した。

   解説者の佐野稔がサンケイスポーツ31日付に寄せたコラムによると、2人がフリーで巻き返すためには「ノーミス」演技が必要不可欠だという。

  • フリーでの巻き返しを図る(写真は2014年4月24日撮影)
    フリーでの巻き返しを図る(写真は2014年4月24日撮影)

「3種類持っている4回転ジャンプをミスなく滑りきるしかない」

   羽生結弦は演技冒頭、4回転サルコーに失敗した。着氷時に体勢を崩し、氷に足を付けそうになり、2回転トーループをつけたが、単発と扱われたため、大幅に減点された。名前をコールされてから30秒以内に演技し始めなければならないルールにも抵触していた。

   佐野は「羽生は、4回転サルコーがトラウマになっている」とみる。「無我夢中で跳べておらず、練習をたくさんしてきたというコメントを報道で見聞きするが、結果が出ていないということは克服できていないということ」。

   対する宇野は、冒頭の4回転フリップに成功し、4回転、3回転の連続トーループもこらえ、最後のトリプルアクセルも鮮やかに決めた。

「宇野は自己ベストが出て当たり前の演技内容」「なめらかな滑りが評価され、演技構成点の躍進が好成績につながった」(佐野)

   羽生は4回転サルコーの不調から脱却し、優勝争いに加われるか。佐野は

「トップに立ったフェルナンデスを宇野や羽生がフリーで上回るには、3種類持っている4回転ジャンプをミスなく滑りきるしかない」

と述べている。

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