バンダイナムコグループのメガハウスは、VR(バーチャルリアリティ)体験機「BotsNewCharactersVRDRAGONBALLZ」を2017年6月下旬に発売する。鳥山明さんの漫画「ドラゴンボール」やそれを原作とするアニメ「ドラゴンボールZ」に登場する「かめはめ波」を現実世界で撃てるような体験をすることができる。メーカー希望小売価格は1万2000円(税別)。憧れの「かめはめ波」を撃てる!きみも孫悟空になりきれる!「BotsNewVRシリーズ」は、本体にスマートフォンをセットして使うHMD(ヘッドマウントディスプレイ)だ。本体スマホのジャイロ機能を使用し、頭の動きに合わせて視界が360度動く。レンズ間の距離やピントの調整にも対応し、没入感の高いVR映像を提供する。フロント部にスマホをセットして使う同シリーズの特長は、コントローラーによるジェスチャーと映像がリンクすることになる。頭にHMDを装着した状態で、付属のコントローラーを指に挟(はさ)んで動かすと――、HMDのスマホのカメラがコントローラー表面のARマーカーを検知する。スマホに触れることなく専用VRアプリを操作できる仕組みだ。コントローラー「BotsNewCharactersVRDRAGONBALLZ」はシリーズ初のキャラクターVR商品。孫悟空とその仲間の必殺技「かめはめ波」を、現実世界で撃つような体験が可能。「かめはめ波体感AR(仮)」(C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション「かめはめ波のためだけにHMDを買うのもなぁ~」と考える人もいるだろう。メガハウスによれば、憧れのドラゴンボールZワールドを体感できるアプリを多数配信する予定。「ハチャメチャバトルVR(仮)」(C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション「究極スカウターAR(仮)」(C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション商品の発売に先駆けて、「BotsNewCharactersVRDRAGONBALLZ」を先行体験する機会が設けられる。4月29・30日に幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催される「ニコニコ超会議2017メガハウスブース」にて先行体験会が行われる。「BotsNewCharactersVRDRAGONBALLZ」は4~6インチサイズのスマホで使用できるとアナウンスされている。ただし、アプリやコントローラーとの相性、スペックの必要条件は不明。手持ちのスマホが対応しているか、先行体験会やオフィシャルサイトで確認することをおすすめする。
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