2024年 3月 19日 (火)

チルト式液晶で自撮りも楽しく キヤノンの新コンデジ「PowerShot SX730 HS」5月下旬発売

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   キヤノンは、光学40倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「PowerShot SX730 HS」を2017年5月下旬に発売する。基本機能は16年3月発売の前モデル「PowerShot SX720 HS」を踏襲するも、自分撮りが楽しめるよう180度チルト式液晶を搭載した。モードダイヤルの「自分撮りモード」は、美肌効果や明るさ、背景のぼかし効果を調整可能できる。

  • キヤノン「PowerShot SX730 HS」のブラック
    キヤノン「PowerShot SX730 HS」のブラック
  • キヤノン「PowerShot SX730 HS」のブラック

無線接続はBluetoothとWi-Fiに両対応

   もう一つの変化はBluetoothに対応したこと。コンデジはデジタル一眼よりもレンズが忙しく動くせいか、バッテリーの消耗が激しい。「使っていたら、急にシャッターが切れなくなった......」という経験をもつユーザーは多いことだろう。BluetoothはWi-Fiよりも通信速度が低速な一方で低電力通信が行える。バッテリーの消耗を避けたいときに便利だ。SX730 HSはWi-Fiにも対応している。スマホ・タブレットに専用アプリ「Camera Connect」をインストールすることで、一度ペアリングすれば、カメラの電源がOFFの状態でもスマホを操作するだけで、カメラ内の画像をスマホの画面でチェックできる。

   このカメラの魅力はなんといっても望遠機能。光学40倍ズームレンズは35mm換算で焦点距離24~960mmをカバーする。そして「フレーミングアシスト(探索)」機能は、被写体が近づいたり離れたりする運動会のようなシーンでも被写体の捕捉を強力にサポート。一方でマクロ撮影は1cmまで寄れるので、食事中にフードを撮影するのにも不自由しない。

   キヤノンのショールームに展示されている製品を操作した印象では、前モデルのSX720 HSより若干起動が早くなったように感じた。

   カメラ部有効画素数約2030万画素のCMOSセンサーと高性能映像エンジンDIGIC6を搭載。サイズは幅110.1×高さ63.8×奥行39.9(mm)。バッテリーを含む重量は約300g。

   価格はオープンだが、キヤノン オンラインショップでは4万8500円(税別)で予約を受け付けている。

キヤノン「PowerShot SX730 HS」のシルバー
キヤノン「PowerShot SX730 HS」のシルバー
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