ナイキは、LGBTQコミュニティにインスパイアを受けた「2017BETRUEコレクション」を、2017年6月1日から順次発売する。左足から右足にかけて虹の色が広がるナイキのLGBTネットワークリーダーのロバート・ゴーマンは、「私たちにとって重要なことは、人々が団結してLGBTQアスリートたちを支援している、ということがわかるようなものを作ることでした。ジムでのトレーニングやランニングの際にレインボーカラーを身につけることが、自分がより大きな組織に所属しており、LGBTの人たちとつながっている、あるいは味方であることを表現する方法になりました」と、BETRUE製品の意味を伝えている。今回のコレクションの注目は、やはり靴底のレインボーカラーが印象的な「NIKELABAIRVAPORMAXFLYKNITBETRUE」だろう。ダークバイオレットのフライニットアッパーの下に、1978年にデザインされたオリジナルのLGBTQプライドフラッグを讃え、8色のレインボーカラーのヴェイパーマックスエアユニットが用いられている。ヴェイパーマックスエアユニットは、オレゴンにあるナイキエア製造施設で、ナイキのデザイナーと生産担当者が協力し合い、初めてエアバッグを2色以上で染めるという新しいプロセスを開発して実現した。価格は2万4840円。また、初めて8色のレインボーのスウッシュをあしらった白黒の「NIKEFLYKNITRACERBETRUE」は1万7280円。内側のスウッシュには、LGBTQコミュニティで広く使われているピンクを用いている。そのほか、左足から右足にかけて虹の色が広がるように配色されたソックス「NIKEELITECUSHIONCREWBETRUERUNNINGSOCKS」(2700円)など、特徴的なものは多い。NIKELABAIRVAPORMAXFLYKNITBETRUEはNIKE.COM/NIKELAB、NIKELABMA5、NIKEHARAJUKU、DSMGINZAにて販売。その他の商品の展開店舗はそれぞれ異なるが、NIKE.COMとナイキの直営店などで6月1日から販売予定だ。
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