ローランドは2017年8月8日、往年の名機とされるリズム・コンポーザー「TR-808」を再現した「TR-08」と、アナログ・シンセサイザー「SH-101」を再現した「SH-01A」を9月下旬より順次発売すると発表した。コンパクトなボディで本格的サウンドを楽しめる、「RolandBoutique」の新モデルだ。ツイッターなどネット上では、「808の日にぶつけて来ましたね」と注目を集めており、「TR-08かっこええのう」と往年のファンが興奮気味に反応している。モダン&コンパクトによみがえる「あのリズム・マシンの重低音とつややかさが、モダン&コンパクトによみがえる」。ローランドの公式ツイッターは8月8日、こんなツイートで往年の名機の「復活」を発表した。1980年代のヒップホップやダンス、ポップスなどに影響を与えたリズムマシン「TR-808」(販売期間:1980~83年)のサウンドや操作感などが、「TR-08」でさらに、コンパクトによみがえる。現代音楽に合わせた新機能「16ステップ・シーケンサー」などが、新たに搭載された。「SH-01A」も、音色や操作感、手頃な価格で人気を博したアナログ・シンセサイザー「SH-101」(販売期間:1982~88年)のイメージを踏襲。「SH-101」では単音しか演奏できなかったが、4音ポリフォニー対応の「SH-01A」では、ベースやリードのサウンドに迫力を持たせたり、同時に4音を演奏したりできるようになった。いずれも同社のコンパクトオーディオマシン「RolandBoutique」シリーズに共通するA4ファイル半分程度の大きさで、小型スピーカーを搭載しているため、場所を選ばず使用できる。ツイッターなどインターネット上には、「ROLANDBoutiqueでTR-08出るの!?!?うわー欲しいいいいい!!!!」「TR-08、悔しいけど今までのboutiqueの中で1番そそるルックスしてんね...」「わー、やっぱり出たか。TR-8気に入ってるから多分買わないけど、ルックスまで似せてくるのはアレだ、おっさん直撃弾」「RolandTR-08めっちゃ可愛い」といった声が上がっている。TR-08、SH-01Aともに、発売開始は9月下旬となる。SH-01Aは3色展開で、グレーが9月下旬、ブルーとレッドが10月上旬に発売される。価格はいずれも、オープンプライスだ。
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