「と、とり肉かと思った...」「生ハムかと思いました」――。まるで肉のように見える「すいか わらび餅」があるとして、ツイッターで話題になっている。成分表示を見てみると...「すいか わらび餅」の写真は2017年8月上旬、「だまだま」さん(@poyoyome)によって投稿された。8月9日時点で「リツイート」2万7000、「いいね」4万2000の反響を呼んでいる。「とり肉にしか見えないwwww」「わたしには スパイスまぶしてある切り落とし」「半解凍の刺身みたいですな」「ブラックペッパーまぶした生ハムかな?」「火を通さずに食うの勇気いるな、、、、」など、さまざまな感想がリプライで寄せられた。実際は、どんな味がするのか――。J-CASTトレンド記者は8月8日、都内の「ローソンストア100」で実物を購入し、食べてみることにした。名前は、「すいか わらび餅」。スイカと同じ赤色をしている。容器のサランラップを取った瞬間、スイカのふんわりとした香りが辺り一面に広がる。何とも心地良い気分だった。だが、何気なくラップの成分表示を見てみると...思わず言葉を失った。「砂糖、黒ごま、わらび粉、加工澱粉、ソルビトール、香料、ラック色素」何と、「すいか わらび餅」なのに、スイカは使われていなかった。先ほどの香りは一体、何だったのだろうか。「これは......スイカのような何かだ」記者は不信感に苛まれつつ、1つだけパクッと食べてみた。「うむ、これは......スイカのような何かだ」香りはスイカそのものなのだが、味は、何かが違う。見た目もスイカにそっくりだ。わらびもちの所々に見られる黒い粒々が、(おそらく)黒ゴマであることを除けば。ただこれで、1つだけはっきりした。「すいか わらび餅」は、ツイッターで言われているような、鶏肉でも生ハムでもなかった。
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