54勝14敗(14年)、54勝16敗(15年)、58勝21敗(16年)――これまで怒涛の快進撃を続け、アジア人男子テニス選手として史上最高のランキング「4位」にもなった錦織圭選手(27)。だが今季はまだツアー優勝がなく、格下相手に敗れる試合が目立つ。2017年8月9日に行われたロジャーズ・カップでは、世界22位の選手に敗れ、まさかの初戦敗退となった。この大会、一昨年はベスト4、昨年は準優勝と好成績を残していた。ネット上では一連の不振の原因を、錦織本人ではなく、恋人とされるモデルの観月あこさん(25)に求める声が少なくない。いったいなぜ――?ジョコビッチよりも難敵?「サゲマンってことは確かだな」「倒すべき相手はジョコビッチではなく観月あこ」ツイッターでは、こんな意見が少なくない。観月さんは、2010年にモデルデビュー。ファッションショーなどを中心に活動し、13年9月には、「Kis-My-Ft2」の玉森裕太との交際が発覚、一躍有名になった。しかし、15年以降は目立った仕事はない。錦織選手との「交際」は2015年7月、週刊誌「女子セブン」が報じた。その後も、たびたび2人の「熱愛」ぶりがメディアを賑わせるが、観月さんには「悪評」がつきまとう。例えば、17年7月25日発売の「女性自身」。「モデル恋人は『限度額なしブラックカード』でセレブ妻気取り」との見出しで、錦織選手のクレジットカードを使っての「散財ぶり」を紹介した。また、8月9日発売の「週刊新潮」では、観月さんとの「交際」が発覚してから、錦織選手の成績が低迷しているとして、「観月の存在が、錦織の不調の原因の1つであることは明らか」と糾弾している。観月さんを擁護する声も一方、こうしたバッシングに対し、ネット上では「週刊誌の報道はなんの根拠もない」「錦織が幸せならそれでOKだろ」と擁護する向きもあり、観月さんの存在は「賛否両論」のようだ。今後の錦織選手に浮上の可能性はあるのか。恩師でスポーツキャスターの松岡修造さん(47)さんは、ニュースサイト「MANTANWEB」の17年5月25日記事で、メジャー優勝の可能性について「Kパーセント」と答えている。つまり、錦織選手自身がカギを握っているという意味で、それは「メンタルの問題」だという。優勝する実力があることは認めている。
記事に戻る