野菜を丸ごと使った豪快なレシピやダイナミックな調理姿がたびたび話題になる、料理研究家・平野レミさん(70)が、またも「伝説」を残した。「ワイルド」がテーマのハンバーグを作ったのだが、ネット上では「生け花かと思った」という声があがっている。包丁は2本使用システムキッチン大手のクリナップ(東京都荒川区)は2017年8月17日、「平野レミのカンタン!ワイルド!クッキング」と題したウェブ動画を公開。平野さんが名づけた「金粉ボーボージャングルバーグ」なる料理を作る様子をおさめた。「ワイルド」というだけあり、持ち前の大胆さを遺憾なく発揮。ニンニクをボウルの底でつぶしたり、両手に包丁を持って肉をミンチにしたり...と華麗な「調理術」を披露した。完成した料理の見た目も圧巻。ハンバーグに、パプリカやニンジンなどの生野菜を「これでもか」と突き刺し、まるで地面から生えた草花のようだ。仕上げは、金粉を贅沢に散らせた。料理の域を超え、もはや「芸術」?動画を視聴したツイッターユーザーからは、「毎回、何か伝説が生まれてるw」「平野レミさんの料理は芸術だと思います。笑」と好意的な反応が相次いだ。料理の見た目については、「食す生け花」「平野レミさんの料理......生け花かと思った。ハンバーグが剣山に見えてしまった」など、「生け花」を連想する人が少なくなかった。平野さんの料理といえば、茎ごと茹でたブロッコリーにたらこソースをかけただけのものや、一つのフライパンにすべての具材を一気に突っ込んで作るロールキャベツなど、その豪快さが持ち味だ。今回の動画でも、そんな飾らない平野さんの姿勢がネットユーザーの支持を集めているようだ。
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