プレミアムフライデーやノー残業デー、サマータイム...。企業が「働き方改革」の取り組みを加速させている中、森永製菓のロングセラー商品「森永ラムネ」とジンズのメガネブランド「JINS」がタッグを組み、ビジネスマン(ビジネスウーマン)の「集中力」アップを助けるコラボレーション企画をスタートさせた。受付やデスク、会議室など、JINSオフィスの至る所に森永ラムネが設置されている。「仕事中に何気なく食べていたラムネに...」JINSは眼鏡型のデバイス「JINSMEME(ジンズミーム)」を開発するなど、「集中力」と「生産性」をテーマにした取り組みに力を注いできた。JINSMEMEは、仕事中の集中力を計測できるデバイスだ。2017年7月25日、経済産業省とIoT推進ラボが主催するアイデア・ソリューションのコンテスト「HR-SolutionContest~働き方改革×テクノロジー~」でグランプリに輝いた。JINSと森永ラムネのコラボレーションも、一連の取り組みの中で企画された。JINSMEMEを担当する井上一鷹さんが、仕事中の集中力を高める方法を模索していた際、森永ラムネに含まれる効能に気付いたのだという。「ある日、仕事中に何気なく食べていたラムネに『ブドウ糖90%』と書かれてありました。以前からブドウ糖が集中力にいいと聞いていたので、数値を測ったところ非常に高い数値を示しました」(井上さん)井上さんはこの結果を基に、会社で「集中力」「生産性」アップの取り組みを始めようとした。森永製菓の武田さんと出会ったのも、ちょうどその頃だ。JINSと森永ラムネの共同企画が、こうして動き出した。「現在、『働き方改革』に対する関心が高まっている中、『限られた時間の中で仕事の効率をUPしたい』というニーズがビジネスマンにあるのではないかと考え、『ブドウ糖』が主成分である森永ラムネでもっとビジネスマンの力になりたいと考えています」(武田さん)
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