2024年 4月 18日 (木)

「2017年ギャル流行語大賞」発表 「マ?」「過去1」「絶起」...全部分かる?

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   ガールズエンタメニュースサイト・grp by CROOZから派生した「Girls Research Press」が発表している「2017年ギャル流行語大賞」。

   昨年度の大賞には、「嬉しい!」「最高!」といった興奮状態の時に使用する「沸いた」が輝きましたが、果たして今年はどういったギャル語がランクインしたのでしょうか?

   「2017年ギャル流行語大賞」の発表です!

イライラしてやってない?スタ連

【2017年ギャル流行語トップ10】

1位:マ?
2位:だいしてる
3位:スタ連
4位:過去1
5位:フロリダ
6位:そマ?
7位:ちな
8位:絶起
9位:メンブレ
10位:うぽつ

   今年は、Twitter・Instagram・LINEといったネットコミュニケーションや、友人達との日常会話におけるリアルコミュニケーションにおいて頻繁に使用された「マジ?」を略した言葉『マ?』が大賞に輝きました。

   「マジ?」と言うよりも『マ?』と簡略化することで、信じられない状況や驚いている様子をより引き立ててくれる言葉として人気を集めた他、「マジマジマジ!」=「マママ!!」といった使い方にアレンジ出来るのも特徴です。

   2位には、「大好き」と「愛してる」が掛け合わされた言葉『だいしてる』がランクイン。「出会えてよかった!だいしてる!」「誕生日おめでとう!これからもだいしてる!」など、気持ちを伝えるハッピーな言葉としてTwitter・Instagram・LINE・日常会話などで使用され人気を集めました。

   3位には、LINEでスタンプをやたらと連続して送信する行為を指した『スタ連』が登場。かまって欲しい時やテンションが上がった時など、おもしろ半分でスタンプを連続する行為の他、「誰か6時にスタ連おねしゃす」といったモーニングコール代わりの行為としても人気を集めました。

お風呂に入る=フロリダ?

   4位に輝いたのは、「過去1番」が略された『過去1』」。「楽し過ぎて過去1笑った」「今日の〇〇先輩、過去1でかっこいい」といった使い方で、これまでの人生(過去)においてトップ(1位)になる様子を表す言葉としてTwitterやLINEなどで使用されました。

   5位には、「お風呂に入るので離脱する」といった意味が省略された言葉『フロリダ』がランクイン。LINEのトーク中やライブ(動画)配信を見ている時などに使用する言葉として「ごめん、今日はフロリダしま~す」や「フロリダするので落ちます」といった使い方で人気を集めました。

   6位の「それマジ?」の略語『そマ?』は、大賞の『マ?』と同様にネット&リアルコミュニケーションにおいて人気に。簡略化することで驚きをより強調出来る言葉として注目を集めた他、「これマジ?」の略語『こマ?』を使用するギャルも。

   7位には、Twitter・Instagram・LINE・日常会話など多数の場面で使用された、「ちなみに」の略語『ちな』が登場。「ちなみに」と使うとどこかかしこまった印象を与えるため、「ちな、明日は?」などと省略しながら使用することで、話しをライトな流れで進められるのもポイントです。

   8位は、予定に間に合わないほどの寝坊をした時や寝坊したことに対し絶望する状況を表す際に使用された、「絶望な起床」の略語『絶起』が登場。「寝落ちして一限目、絶起」「バイト初日に絶起かましてマジ絶望」など、「寝坊」した状況をより強めた印象を与えられるのも特徴です。

   9位の「メンタルブレイク」を略した『メンブレ』は、メンタル(精神)がブレイク(壊れる)しているといった意味で精神的に辛い状況を表す言葉としてブームに。「好きな人に彼女できてメンブレ」「メンブレしてるテスト3日前」と不安定な気持ちを表す言葉として主にTwitterで使用されました。

   そして最後10位の『うぽつ』は、主にYouTubeで使用され人気に。「アップロードお疲れ様です」→「アップお疲れ」→「UP乙」→「UP otu」→『うぽつ』に変化したこの言葉は、もともとはニコニコ動画から火が付いたものの、最近ではユーチューバーへ投げかける挨拶用語として人気を集めました。

   以上、【2017年ギャル流行語トップ10】は、いかがでしたか。

   ランキングを見ても分かるように、例年にも増してSNS上で誕生した言葉が多く見受けられた1年だったのではないでしょうか。

ランキングを振り返って総括

   中でも、大賞の『マ?』はこれ以上省略出来ない「一文字のギャル語」として人気を集め、それらの背景には、彼女達がSNSにおいてよりスピーディーな会話を求めるとともに、SNSでのテンポの良いやり取りを楽しんだことが背景にあると思われます。

   しかし、個人的にはこれまでと比べ、さほどパンチのないギャル語がランクインしたと感じており、今年は「THEギャル語!」「ギャルって面白い!」といったギャル限定の言葉が目立たず、"らしさ"に欠けた1年だと感じました。

   それには、ギャルが生みだした言葉がSNSで使用されると同時に、SNSを通し、ギャルだけではなく日本全国に瞬時に広まることで、「ギャル語=ギャル達が使用する特別な言葉」だったものが、「ギャル語=ギャルから一般の人まで浸透する使いやすい言葉」に変化を遂げ、ギャル語に特別感が薄まってしまったからだと思っています。

   これまで常にギャルだけが使う特別な言葉「ギャル語」を追いかけてきた私からしてみると、どこか寂しい結果となってしまいましたが、ただ言えることは、これらの言葉を生み出してきたのは「ギャル」であること―。この思いは昔も今も強く訴えていきたいと感じています。

   果たして来年はどういったギャル語がランクインするのでしょうか。

   少しでも"らしさ"に溢れるギャル語が生まれるように、来年は『過去1』で世間から『そマ?』って言われるようなギャル語をお届けしたい気持ちでいっぱいです。

   だってギャル達のことを誰よりも『だいしてる』から!

grp by CROOZ/Girls Research Press・ギャル流行語実行委員会 安部舞紗

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